日産とホンダの経営統合が失敗に終わったワケとは?

日本の自動車メーカーのビッグネームが経営統合するかもしれないってニュースが話題になっていましたが、話し合ってみたらやっぱりダメでした!って事で交渉決裂した事が大きく報道されています。この件ですが、どうにもまたやらかしたか?日産よ!って気もしています。今回は日産とホンダの経営統合破談について触れてみたいと思います。

日産って業績悪かったの?

技術の日産と呼ばれて日本は元より世界にも販売シェアを拡大している日産ですが、ここ数年、特にコロナショックの販売低迷を皮切りにして低空飛行を続けていたようです。国内シェアでもトヨタ自動車に次ぐ2番目のシェアを誇るメーカーって印象が強く、そこまで深刻な事になっているようには素人目にはわからなかったですが、どうやらかなり厳しい現実に直面していたようですね。

ホンダと一緒に頑張ろう!としたけど、、、

今回の経営統合の破談の原因ですが、各報道を見ている限りでは、、、日産側に原因があるように言われています。記者会見で日産陣営が取った姿勢にホンダ側がご立腹って感じらしいですね。記者発表時に日産側が、、、持ち株会社にぶら下がる格好でホンダと一緒にやります!ってところまでは良かったのですが、『え?俺たちがホンダより立場的には上だよね?一応表向きは対等って事にはしておくけど』って感じで変に日産としてのプライドを見せてしまった事に、さすがのホンダ側も、、、『そんな事ならこの話は無かった事にしましょう!』って事で結局御破算になったようです。

原因は他にもあるようで、、、

経営が低空飛行していた日産(経営危機までいってるらしい)ですが、なんとビックリ!役員の数とその役員の方々の報酬額が凄かったようです。役員の数はなんと50人!総額は約29.3億円!ちなみにホンダは約17.9億円ですから、どれだけ高額かはお分かりいただけるでしょう。しかも日産側が高飛車な物言いをしたものだから、そりゃぁホンダも不快感MAXになりますよね?助けてほしいって言った側が何故か態度がデカイって、、、皆さんの周りにこんな人いたら嫌ですよね?それと同じ事が会社同士で起きたのですから、しかも日本を代表する会社同士でですからね。大きく報道もされますよ。

とばっちりを喰うのは従業員なのがなんとも忍びない

役員のやり方でここまで深刻な事になってしまった日産ですが、経営危機をどう回避するの?っていうか会社大丈夫なの?と心配の声は当然上がります。一番心配なのは、従業員の方々です。正直社長がこんな事で会社をより傾かせるってどうよ?とは思いますが、それでより厳しい立場に立たされるのが従業員です。大規模なリストラ?それとも会社自体が無くなる?どちらに転んでも厳しい要求が会社側から提示されそうですよね。関係する下請けや販売店もそうです。大きい会社の裾野は広大です。経営危機にまでなってしまった責任追及もそうですが、今回の失態はどうやって収めるんでしょうか?辞任すれば済むって事にしないでほしいですね。きっちり帳尻を合わせてから辞任してほしいと思います。どこかの国の政治家みたいな事はしないでほしいです。

2025年のスタートからトンデモニュースな感じになってしまいましたが、これからどうなっていくのか、今は静観するしかないわけですが、関係のある方は心配ですよね。私も車好きとして、日産というブランドは是非とも無くしたくはないと思います。が、こればかりは、、、ね、、、

それではまた別の記事でお会いしましょう

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