日本はもう安全じゃないのか?増える“不安”の正体と私たちにできる対策

最近のニュースや報道を見ていて、ふと感じることはありませんか?

「なんか最近、物騒なニュース増えてない?」

日本はこれまで、世界的にも「治安の良い国」として知られてきました。実際に海外と比較しても、その安全性は非常に高い水準にあります。

それでもなお、ここ数年の報道を見ていると、以前よりも“身近な不安”を感じるようになった人は少なくないはずです。私自身もその一人であり、今回このテーマについて考えてみることにしました。


■「自分の近くでは起きない」という感覚の変化

殺人や強盗といった凶悪犯罪は、どこか「遠い世界の出来事」のように感じていませんか?

少なくとも私は、そう思っていました。

しかし最近では、「え、それが原因で?」と思うような事件が目につくようになった気がします。

・ご近所トラブルからの嫌がらせ
・店員の態度に腹を立てての暴力
・些細な言い争いが大きな事件に発展

正直、「そんなことで?」と思ってしまうケースも少なくありません。

もちろん、こういった出来事は昔から存在していたはずです。ただ、それがより表に出るようになったのか、あるいは私たちの受け取り方が変わったのか――。

原因は一つではないと思いますが、個人的には「社会全体の余裕のなさ」が関係しているように感じています。

景気の停滞、物価の上昇、将来への不安。
こうしたストレスが積み重なることで、人の心の余裕が削られていく。

いわゆる「ストレス社会」と言われる今、その影響が身近なトラブルとして表面化しているのかもしれません。

そしてその結果、「自分もいつ巻き込まれるか分からない」という感覚が、以前より強くなっている気がします。


■なぜ特殊詐欺はなくならないのか?

もう一つ気になるのが、特殊詐欺の問題です。

・給料はなかなか上がらない
・それなのに物価は上がる

この“ダブルパンチ”を受けて、「少しでもお金を増やしたい」と思うのは、ごく自然な感情です。私も同じです。

しかし、その心理を巧みに利用するのが詐欺です。

実際に、不審な電話やメールを受け取った経験がある人は多いのではないでしょうか。私自身も、月に何件かはそういった連絡を目にします。

被害事例を見ると、「どうして引っかかるの?」と思うこともありますよね。

でも、よく考えると――
あれは“冷静な状態ではない”ときに仕掛けられているケースがほとんどです。

・焦らせる
・不安を煽る
・信頼できそうな肩書きを使う

人の心理を突く手口は年々巧妙になっています。

つまり、「騙される人が悪い」という単純な話ではなく、
誰でも引っかかる可能性がある仕組みになっているということです。

それでも被害が減らない理由は、おそらく

・手口が進化し続けている
・ターゲットが広い(高齢者だけではない)
・人の欲や不安がなくならない

このあたりにあるのではないでしょうか。


■「安全神話」を見直すタイミングかもしれない

銀行といえば、「信用の象徴」とも言える存在です。

しかし、その銀行ですら不祥事が起きる時代です。

貸金庫からの窃盗――
しかも内部の人間によるもの。

これには驚いた人も多いのではないでしょうか。

もちろん、すべての銀行が危険というわけではありません。
ですが、「絶対に安全」と言い切れる場所は存在しない、という現実を突きつけられた出来事でもあります。

日本は確かに安全な国です。
ただし、それは「何も対策しなくていい」という意味ではありません。


■これからの時代に必要なのは「自分で守る意識」

お金が多い・少ないに関係なく、誰にでも「守るべきもの」はあります。

・預金
・個人情報
・日常生活の安心

これらを守るために大切なのは、「任せきりにしないこと」です。

・怪しい連絡は一度疑う
・重要な情報は自分でも管理する
・日頃からリスクを想定しておく

ほんの少しの意識の違いが、大きな被害を防ぐことにつながります。


■まとめ

「日本は安全な国」という認識は、間違いではありません。

しかしその一方で、
**“何もしなくても安全な時代ではなくなってきている”**のも事実です。

だからこそ大切なのは、不安に振り回されることではなく、

・正しく知ること
・冷静に判断すること
・自分の身は自分で守る意識を持つこと

ではないでしょうか。

少し意識を変えるだけでも、リスクは大きく減らせます。

この記事が、日常を見直すきっかけになれば嬉しいです。

それではまた別の記事でお会いしましょう


🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」

2月20日

【歌舞伎の日】

1607年(慶長12年)2月20日、出雲阿国(いずものおくに)が江戸城で徳川家康や諸大名の前で、初めて「かぶき踊り」を披露したとされることにちなんで制定されました。

「歌舞伎」の言葉の意味

「歌舞伎」の語源は、「常軌を逸した、派手で奇抜な格好や振る舞い」を意味する「傾く(かぶく)」という言葉から来ています。当時、そうした奇抜なファッションや行動を好む人たちは「かぶき者」と呼ばれ、阿国はその「かぶき者」をモチーフにした踊りを男装して演じ、爆発的な人気を博しました。

豆知識:歌舞伎座開業記念日

2月20日の「歌舞伎の日」とは別に、11月21日は「歌舞伎座開業記念日 」として知られています。これは1889年(明治22年)のこの日、東京・銀座に現在の歌舞伎座 が開場したことに由来します。