無くならない飲酒運転事故

色々なニュース記事を見ていると相変わらず飲酒による交通事故が起きているようです。というか件数自体増えている印象さえあります。そこで今回は飲酒運転が原因の交通事故について触れてみようと思います。

飲酒運転は絶対ダメ!

軽い気持ちで飲酒運転して、警察に捕まったり、場合によっては事故を起こしてしまう。そんなケースが後を絶たないのは非常に残念です。もちろんしっかりルールを守っている方がいるのは理解してますが、やはり一定数の方は守れないようですね。この後に罰則などを書きますが、これだけ罰則が強化されても効果が薄らいできているような感覚があるのは私だけでしょうか?最近だと飲酒運転がバレると困るからと事故現場から逃走する輩もいるようです。後先考えられないような人はそのような行動も取るのでしょうね。どうしたら飲酒運転は無くせるのでしょうか?さらに重い罰則を科すのが良いのでしょうか?極論で言えば、死刑くらいまであればやりませんかね?極端過ぎな考えではありますが、、、しかし飲酒が原因の人身事故の被害者の立場からすれば、ケースにもよりますが、そう考えてしまう人もいるかもしれませんよね?原因を作る側になるのはもちろんですが、被害を受ける側にもなりたく無いですよね。『完全自動運転の車』が実用化されたら一気に解決しそうな感じもしますが、まだまだ先のお話かもしれませんね。

飲酒運転が発覚した場合はどれくらいの罪になるの?

そもそも飲酒したら車の運転をしてはダメなのは皆さん知ってると思います。では飲酒運転が発覚した場合はどんな罪に問われるのでしょうか?まずはそこから整理してみましょう。大きく分けると2つに分類されます。『酒気帯び運転』『酒酔い運転』ですね。

『酒気帯び運転』とは、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上の状態で運転すること
さらに呼気1リットル中の濃度 0.25mg以上が検出された場合は免許取り消しなどの重い罰則が課せられます。

『酒酔い運転』アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態で運転することです。(アルコールの量に関わらずということらしいです。)直線上をまっすぐ歩けない呂律が回らない警察官との質疑応答が正常にできないなどの条件が含まれます。

飲酒運転で警察に捕まった場合は、

  • 酒気帯び運転:3年以下の懲役または50万円以下の罰金
  • 酒酔い運転:5年以下の懲役または100万円以下の罰金

+免停がそれぞれ一定期間科されます。

飲酒運転で事故を起こすとどうなるの?

危険運転致死傷罪自動車運転過失運転致死傷罪などの罪に問われる可能性があります。刑罰は、被害者の負傷の程度や加害者の過去の行動などを考慮して裁判所が判断します。各内容は以下のとおりです。

危険運転致死傷罪:アルコールの影響で正常な運転が困難な状態で人を死傷させた場合に適用され、15年以下の懲役が科されます。被害者が死亡した場合は1年以上の有期懲役が科されます。

自動車運転過失運転致死傷罪:自動車の運転上必要な注意を怠り、人を死傷させた場合に適用され、7年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。

また、飲酒運転初犯であれば罰金刑で済むこともありますが、再犯重大事故を起こした場合は懲役刑の可能性が高まります。 さらに、飲酒運転により人身事故を起こした場合は、過失運転致死傷罪危険運転致死傷罪が適用され、最大で15年以下の懲役など非常に重い刑罰が科される可能性があります。

飲酒運転による事故が少しでも減ることを願っています。皆さんも少しでも参考になれば嬉しです。

それではまた別の記事でお会いしましょう

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする