終活って何をするの?まずは「エンディングノート」から始めてみよう
皆さんは「終活」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
断捨離、お墓の準備、遺言書、介護のこと…。
終活にはさまざまな形がありますが、その中でも比較的始めやすいのが「エンディングノート」です。
ただ、いざ書こうと思っても、
- 「何を書けばいいの?」
- 「難しそう…」
- 「まだ早い気がする」
そんな風に感じる方も多いのではないでしょうか。
実際、筆者自身も最初は「何から書けばいいのか分からない」と感じました。ですが、書き始めてみると、“自分の人生を整理するノート”のような感覚で、意外と気軽に進められるものだと感じました。
今回は、終活初心者でも始めやすい「エンディングノートの書き方」について、分かりやすく紹介していきます。
エンディングノートに「正しい書き方」はない
まず知っておいてほしいのは、エンディングノートには厳密なルールがないということです。
遺言書のように法律で形式が決まっているわけではありません。
だからこそ、
- 書きたいところから書く
- 分かる範囲だけ書く
- 後で何度でも書き直す
これで問題ありません。
最初から完璧を目指す必要はないんです。
むしろ「気軽に始めること」が一番大切だったりします。
まずはノート選びから始めよう
市販のエンディングノート
初心者におすすめなのが、市販のエンディングノートです。
質問形式で、
- 家族構成
- 財産情報
- 医療の希望
- 葬儀について
などを書く欄が最初から用意されているため、迷わず書き進められます。
最近では100円ショップでも販売されていますし、文房具店や書店にはおしゃれなデザインのものも増えています。
「終活ノート」と聞くと重たい印象がありますが、実際には雑誌感覚で書けるものも多いですよ。
普通のノートでもOK
もちろん、大学ノートや日記帳でも問題ありません。
自由に書けるので、
- 家族へのメッセージ
- 思い出
- 自分史
- 感謝の言葉
などを書き残したい人にはこちらの方が向いている場合もあります。
形式に縛られず、「自分らしく書けること」が大切です。
最初に書きたい4つの基本情報
① 自分の基本情報
まずは一番書きやすいところから始めましょう。
例えば、
- 氏名
- 生年月日
- 本籍地
- 緊急連絡先
- マイナンバーの保管場所
- 携帯会社
- SNSやスマホの情報
などです。
最近では「デジタル遺品」の問題も増えています。
スマホのロック解除方法や、サブスク契約の存在が分からず、家族が困ってしまうケースも少なくありません。
無理にパスワードそのものを書く必要はありませんが、
「重要情報は○○に保管している」
とメモしておくだけでも、家族はかなり助かります。
② 資産や契約情報
家族が特に困りやすいのが、お金関係です。
- 銀行口座
- 保険会社
- クレジットカード
- 証券口座
- サブスク契約
- ローン
などを書いておくと、手続きがスムーズになります。
特に最近は、
- 動画配信サービス
- 有料アプリ
- ネット銀行
など、紙の通帳が存在しないサービスも増えています。
本人しか把握していない契約は意外と多いんですよね。
③ 医療・介護の希望
もしもの時、自分がどうしたいのか。
これは家族にとって非常に重要な情報になります。
例えば、
- 持病
- アレルギー
- かかりつけ医
- 延命治療の希望
- 介護施設の希望
などです。
家族は「本人の希望が分からない」ことが一番つらいとも言われています。
元気なうちに少しでも意思を残しておくことで、家族の負担や後悔を減らせるかもしれません。
④ 葬儀やお墓について
ここも終活で気になる部分ですよね。
- 家族葬がいい
- お坊さんは呼ばなくていい
- 散骨を希望したい
- このお墓に入りたい
など、希望を書いておくことで、残された家族も判断しやすくなります。
また、
- 連絡してほしい友人
- 知人の連絡先
を書いておくのも大切です。
スマホの中だけにしか連絡先がない時代なので、家族が把握できないケースも増えています。
エンディングノートを書く時の注意点
一気に書こうとしない
これ、本当に大事です。
エンディングノートは情報量がかなり多いため、一日で全部書こうとすると疲れます。
最初は、
- 今日はプロフィールだけ
- 次は銀行情報だけ
くらいの感覚でOKです。
終活は「短距離走」ではなく「長く続けるもの」です。
保管場所を家族に伝える
せっかく書いても、見つけてもらえなければ意味がありません。
ただし、
- 暗証番号
- キャッシュカード情報
などを書く場合は、防犯面にも注意が必要です。
おすすめなのは、
- ノート本体は分かりやすい場所
- 詳細なパスワードは別管理
という方法です。
定期的に見直す
人生は変化します。
- 銀行口座が増える
- 保険を解約する
- 家族構成が変わる
こういった変化に合わせて、定期的に更新することが大切です。
誕生日や年末年始に見直すと習慣化しやすいですよ。
紙とデジタル、どっちがいい?
最近はアプリ型のエンディングノートも増えています。
それぞれメリット・デメリットがあります。
紙のメリット
- 家族が見つけやすい
- 誰でも書ける
- 手書きの温かみがある
紙のデメリット
- 修正が面倒
- 火災や水害に弱い
- 紛失リスクがある
デジタルのメリット
- 修正しやすい
- 保管場所を取らない
- パスワード保護できる
デジタルのデメリット
- 家族が見つけにくい
- ロック解除できない可能性
- サービス終了リスク
おすすめは「紙+デジタル」の併用
個人的には、両方を使う方法が一番おすすめです。
例えば、
紙に書くもの
- 家族へのメッセージ
- 葬儀の希望
- 緊急連絡先
デジタルで管理するもの
- パスワード
- 銀行情報
- サブスク契約
このように分けると、見つけやすさと安全性の両立がしやすくなります。
エンディングノートと遺言書は別物
ここは誤解されやすいポイントです。
エンディングノート
→ 家族へのメッセージや希望を書くもの
遺言書
→ 財産分与を法的に決めるもの
つまり、
「この家を長男に譲りたい」
とエンディングノートに書いても、法的効力はありません。
財産トラブルを防ぎたい場合は、正式な遺言書が必要になります。
逆に言えば、エンディングノートはもっと自由に書けるということでもあります。
終活は「人生を整理する時間」でもある
終活という言葉には、どうしても「死の準備」というイメージがあります。
ですが実際にやってみると、
- 自分の人生を振り返る
- 大切な人を考える
- 今後どう生きたいか考える
そんな時間にもなるんですよね。
筆者自身、エンディングノートを書いてみて感じたのは、
「元気なうちじゃないと、細かく書くのは結構大変」
ということでした。
病気や高齢になってからでは、気力や体力が追いつかないこともあります。
だからこそ、
「まだ早いかな?」
と思った今こそ、実は始めどきなのかもしれません。
最初は100円ショップのノートでも十分!
今では100円ショップでもエンディングノートが手軽に買える時代です。
最初から高価なノートを買わなくても問題ありません。
まずは、
- 気軽に書いてみる
- 試しに1ページ埋めてみる
- 思いついたことだけ書く
それだけでも立派な終活の第一歩です。
未来の自分のために。
そして、残される家族のために。
「書いてみようかな」
そう思ったその日から、少しずつ始めてみませんか?
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
6月3日
【世界自転車デー】
自転車の普及を通じて、地球温暖化対策、人々の健康増進、交通安全の向上を目指しています。
🗓️ 制定の背景と由来
- 国連による採択: 2018年4月の国連総会において、世界56カ国の支援を得て全会一致で採択され、同年6月3日から正式に始まりました。
- 草の根運動が起点: アメリカの社会学教授レシェク・シビルスキー(Leszek Sibilski)氏による、自転車の価値を再評価しようという草の根の呼びかけがきっかけです。
- 選ばれた理由: 自転車が「200年以上にわたり使われている持続可能な交通手段」であり、シンプルで安価、かつ環境に優しいユニークな乗り物であると評価されたためです。
🚲 なぜ自転車が注目されるのか?
国連は、自転車の利用に以下のような多くのメリットがあるとして推進しています。
- 環境への貢献: 温室効果ガス(CO2)を排出しないため、気候変動への対策や大気汚染の改善に直結します。
- 健康の増進: 日常的な運動になり、心臓病、脳卒中、糖尿病などのリスクを下げます。
- 社会的な平等: 自動車を持てない低所得層でも手に入れやすく、移動や通学・通勤の自由度を広げる「開発のための道具」になります。
🌍 世界での取り組みやイベント
6月3日の前後には、世界各国や関連団体、自治体によって様々なイベントが展開されます。
- 自転車ライドの開催: 各地で一般市民が参加するサイクリングイベントやパレードが実施されます。
- インフラ整備の推進: 都市部での自転車専用レーンの設置や、公共交通機関への自転車持ち込みに関する政策議論が活発になります。
- SNSでの発信: ハッシュタグ
#WorldBicycleDayを用いて、世界中のユーザーが愛車の写真やサイクリングの魅力を投稿します。
🔍 日本の「自転車の日」との違い
日本国内には、5月5日の「自転車の日」(自転車月間推進協議会が制定)や、異なる由来を持つ4月19日の記念日もあります。6月3日は「国連が認めた世界共通の記念日」という位置づけになります。