文学フリマが気になる件

『文学フリマ』って言葉を聞いたことがありますか?私は初めて目にした言葉です。フリマって聞くと駅前とかイベント会場や公園などの一部を借りて開催している販売イベントって印象がありますが、そこに『文学』という言葉が付くとどうなるのでしょうか。

コミケの文学作品版

『コミケ』はご存知の方も多いと思います。『コミックマーケット』:作者や同人サークルが集まって、自作の本を販売する催しです。海外からもコミケを目的に外国人が来日するって話題も出ましたね。とても大きいイベントとなってます。その『コミケ』の文学作品版なのだそうです。何となくピンときませんが、全国各地で開催されているようです。(2024年は全国8都市)ジャンルについては、小説、短歌、俳句、評論、ノンフィクション、エッセイなど多岐にわたるようです。もう一つ特徴的なものとして、商業誌の頒布もOKとの事。試し読みのコーナーも設置されているようで、気になったものは試してかの購入も出来るようですね。

文学と思われるものなら何でもござれ

ジャンルについては先にも書きましたが、メディアについても制限が無いように感じます。文学作品と言えば『紙の本』ってイメージがありますが、ここでは、CDやDVDでもとにかくメディアにもこだわらないんだそうです。今の日本だと、小説やエッセイを本として出版する事は昔よりハードルが下がったと思いますが、それでも書店に並ぶようなレベルのいわゆる『商業誌』レベルはまだまだハードルは高いです。しかし、この『文学フリマ』では、売れるかな?とか関係なく、とにかく世に出してみたいと思えたならそれで良い!というような軽い気持ちで参加OKなんだそうです。

実は20年の歴史があるイベント

この文学フリマ、、、2024年で20年目なんだとか。実はしっかりと歴史を刻んでいるイベントだったんですね。もちろん来場者数がコミケの数十万人規模ってわけではないようですが、2024年12月開催の東京ビックサイトの来場者は12000人を記録したようです。その来場者の多くは若者だそうです。これは運営サイドがSNSで広く情報発信をしたりとネットを使って試行錯誤されているようです。そうした努力もあって着実に来場者も増えてきてるようです。

ネット全盛時代に紙媒体で読む

現代ではスマホ1つで映画や漫画も手軽に楽しめる時代ですが、そんなネット全盛時代に紙の本で作品を読むって、時代に沿わないように思えたりします。でも私は紙の本が好きです。流石に映像作品は紙の本ってわけにはいきませんが、小説にエッセイ、絵本や漫画、、、紙の質感を手で感じながら読むといういわゆる触覚(手触り)が読んだ本と共に記憶に残る感覚が良いのではないかと個人的には思います。敢えて書きますが、普段からあまり本を読まない私が言えた話ではないですが、、、汗 もし私の住んでる近くで文学フリマが開催されるならば、足を運んでみたいと感じたので、今回のテーマとさせてもらいました。皆さんは『紙の本』って読まれてますか?久しぶりに何か読もうかな?

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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