夜に増えた「無灯火車」…なぜライトを点けないのか?
皆さんは、夜に車を運転したり、散歩や買い物で外を歩いている時に、ライトを点けずに走っている車を見かけた事はありませんか?
私はここ数年、本当に増えたように感じています。
特に対向車として近付いてきた時に、
「えっ!?ライト点いてなかったの!?」
と、ヒヤッとする事が何度もあります。
歩行者側からするとかなり怖いですし、車を運転している側でも発見が遅れて驚く事があります。
昔から無灯火の車はゼロではありませんでしたが、最近は以前より目立つようになった気がします。では、なぜ無灯火で走る車が増えたのでしょうか?
無灯火の車が増えた原因とは?
私自身が感じている原因は主にこの2つです。
① 自発光メーターの普及
最近の車は、エンジンを掛けた時点でメーターが明るく光る仕様になっています。
昔の車はライトを点けないとメーター周辺も暗かったため、
「暗い=ライトを点ける」
という感覚が自然とありました。
しかし現在の車は、昼間でも夜でもメーターが常に明るく表示されます。
さらに最近では液晶メーターや大型ディスプレイを採用している車も多く、車内はかなり明るく感じます。
その結果、
「ライトを点け忘れている事に気付きにくい」
という状況が生まれているのではないでしょうか。
昔の車より“無灯火に気付きにくい環境”になっているとも言えるかもしれません。
② 街灯や周囲の灯りが増えた
これもかなり大きいと思います。
現在は住宅街でもLED街灯が増え、夜でも明るい場所が多くなりました。
幹線道路に行けば、
- 街灯
- 信号機
- コンビニ
- 飲食店
- 大型店舗
など、とにかく周囲が明るいです。
そのためドライバー本人は、
「前が見えているから大丈夫」
と思ってしまいやすいのかもしれません。
ですが、ここで重要なのは、
ライトは「自分が見るため」だけではない
という事です。
ヘッドライトには、
- 自分の視界確保
- 周囲へ自車の存在を知らせる
という大切な役割があります。
無灯火の車は、歩行者や自転車からすると非常に見えにくい存在です。
特に黒系の車体は夜道でかなり溶け込みます。
雨の日や夕暮れ時などはさらに危険です。
無灯火走行は違反になる
もちろん、夜間の無灯火走行は道路交通法違反になります。
現在でも取り締まり対象であり、警察に停止を求められるケースもあります。
主な罰則は以下の通りです。
- 違反点数:1点
- 反則金(普通車):6,000円
うっかりミスだったとしても、反則金は決して安くありません。
さらに、
- 停止させられる
- 事情説明
- 反則切符の作成
などで時間も取られてしまいます。
しかし、本当に怖いのは反則金より事故です。
無灯火によって歩行者や自転車の発見が遅れれば、大事故につながる可能性もあります。
「ちょっと忘れていただけ」
では済まないケースもあるため、注意したいところですね。
オートライト義務化の背景
2020年4月以降に販売される新型車には、オートライト機能の装備が実質義務化されました。
一定の暗さになると自動でライトが点灯する仕組みですね。
私はこの背景には、
「無灯火車の増加」
が関係しているのではないかと思っています。
実際、ここ数年で無灯火の車を見かける機会はかなり増えた印象があります。
メーカー側としても、
「人間の注意だけに頼るのは限界がある」
と考えたのかもしれません。
特に高齢ドライバーの増加もあり、操作忘れ防止という意味でもオートライトは重要になっているのでしょう。
オートライトにも賛否はある
ただ、このオートライト機能にも不満の声はあります。
確かに走行中はかなり便利です。
暗くなれば勝手に点灯してくれるので、ライト操作を忘れる事はほぼありません。
ですが問題は停車中です。
例えば、
- コンビニ駐車場
- 休憩中
- アイドリング中
- 車内で待機している時
などでもライトが点灯したままになるケースがあります。
これが意外と周囲へ強い光を向けてしまい、
「まぶしい」
「迷惑に感じる」
という声もあるようです。
便利になった反面、細かい使い勝手に関してはまだ改善の余地があるのかもしれません。
何とも“便利だけど絶妙に惜しい機能”という感じですね。
最後に
夜道での無灯火走行は、ドライバー本人が思っている以上に危険です。
本人は見えていても、
「周囲から見えていない」
可能性があります。
最近の車は便利になった一方で、逆に人間の感覚を鈍らせてしまう部分もあるのかもしれません。
だからこそ、
- 暗くなる前にライトを点ける
- 周囲から見える意識を持つ
- オートライト任せにし過ぎない
こうした意識も大切なのではないでしょうか。
皆さんも夜道を走る時は、ぜひ一度ライト周りを確認してみて下さいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
1月28日
【衣類乾燥機の日】
1994年(平成6年)に、一般社団法人 日本電機工業会 によって制定されました。
由来と目的
- 語呂合わせ:「1(衣類)2(ふん)8(わり)」と読む語呂合わせからきています。
- 季節的な背景:冬は厚手の洗濯物が乾きにくく、1年の中で最も衣類乾燥機が活躍する時期であることから、この日が選ばれました。
「衣類乾燥機を使うことで、効率よくふんわりと洗濯物を乾燥できること」をアピールすることをテーマにしています。