郵政民営化は適切だったのかそれとも?

最近のニュースなどでよく目にするようになった感がある『郵便局』ですが、皆さんお生活にも大変関係が深い会社ですね。郵便物の輸送・配達から銀行業務に保険事業に至るまでを生業にしています。記憶されている方も多いと思いますが、『郵便局』は民間の企業という事はご存知ですよね?昔は郵便局は国営企業だったんですよね。知らない方はそっと手を挙げて下さい!そんな日本郵政について少し触れてみたいと思います。

郵便局が関係する事件アレコレ

皆さんの関心が集まる事件をいくつかご紹介しますね。

顧客情報流用問題

2024年9月、郵便局において顧客の同意を得ないままゆうちょ銀の顧客情報を使ってかんぽ生命保険の保険商品を販売したい顧客のリストを作成していたことが発覚し、 その後の調査でのべ約1000万人分の顧客情報を不正にリスト化していた。

郵便局の配達員による飲酒問題

配達員が酩酊運転、車でワイン 日本郵便、その後も不適切点呼が横行 日本郵便の横浜市内の郵便局で2024年5月、配達員が業務時に飲酒後の酩酊(めいてい)状態で自動車を運転していたことがわかった。 この郵便局は点呼を実施していなかった事も判明した。

これ以外にも郵便局の局長が立場を利用して局のお金を私的に流用するなどの事件が度々報告・報道されています。何とも頼りないというか信じられない事件ですよね。全ての関係者がそうでは無いとわかっていますが、何とも言い難い感覚です。

日本郵政の民営化の是非

そもそも日本郵政はいつから民間企業になったのでしょうか?答えは2007年(平成19年)10月1日に民営化されました。なぜ国営企業を民間に移そうとしたかですが・・・

  • 民間の活力を取り入れて経営の自由度を高める。
  • 良質なサービスを低価格で提供可能にする。
  • 公務員数削減。

という事なんです。民営化に伴ってのメリットやデメリットは以下のように考察されます。

【メリット】

  • 財政投融資や補助金などの削減が可能になる。
  • 郵政のファミリー企業や特殊法人を減らすことができる。
  • 経営・業務の効率化や向上につながる。

【デメリット】

  • 郵便局における一元的な対応が損なわれ、国民利用者の利便性が低下する可能性がある。
  • 分社化ロスの発生といった弊害が顕在化している。
  • 平等性や公共性がなくなるおそれがある。
  • 経営主体の影響が強くなる可能性がある。

こうやってみると、何となく民営化しても対して私たちの生活に影響があるような感じがしないのは私だけでしょうか?皆さんは、通便局が民営化されてよかったぁ!って感じる事ありますか?逆に国営時代の方が良かったよ!って思う方はいらっしゃいますか?民営化されたから事件が起きたって事にはならないとは思いますが、国営企業のままだったらどうなんでしょうか?民間企業と国営企業の差とはどこにあるのかは疑問符ですね。

近年ではメルカリなどのフリマサイトなどでもお世話になる事がよくある会社です。私たちの大切な荷物や金融資産、個人情報を扱っている訳ですからもう少し気を引き締めてもらいたいと思ってしまい今回記事にしてみました。皆さんはどう感じられましたか?またこっそり教えて下さい。

それではまた別の記事でお会いしましょう

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