2025年に入って日銀(日本銀行)が約17年ぶりとなる利上げを発表しました。ニュースでも話題になっています。『利上げ』ですが、私たちにはどんな影響があるかご存知ですか?今回は利上げでどうなるか、触れてみたいと思います。
そもそも『利上げ』って何?
日銀の利上げについて簡単に説明すると、金利を上げましょう!って事です。皆さんは銀行にお金を預けてますよね?預けたお金が1年経つとどうなりますか?その金に『利子』がついて少し増えますよね?その利子の割合を増やしますよってイメージしてもらうとわかりやすいですね。預けたお金が勝手に増えてくれのは有難いですよね。(日銀の利上げって正確に言うと銀行の金利とは微妙に違うのですが、あくまでイメージし易いようにしただけです。詳細は長くなるので割愛しますね。)
参考までに2024年3月の銀行の普通預金の金利は、、、おおよそ0.005%くらいだそうです。
100万円預けて、1年後にもらえる利子は、、、50円、、、マジですか?汗
利上げの恩恵(メリット)とは?
一番気になるのは皆さんにとってのメリットですよね。実感し易いのもだと、、、
1:銀行の金利が上がる
2:会社からもらえる給料が上がる
3:有価証券の利回りが上がる
といったとこでしょうか?最近だと企業が給与の増額をするって事が盛んに言われてますが、実感できている人がどれだけいるかは疑問符が付きますよね。なんか物価ばかりが上がっているような?そんな気もします。
利上げの悪影響(デメリット)とは?
メリットがあれば当然デメリットもあります。気になる方も多いと思います。
1:借り入れる時の金利が上がる(法人含む)
2:住宅ローンの返済額が上がる
ざっとあげると2つでしょうか?要するにお金を借りた場合に返すお金が増えるって事ですね。特に住宅ローンのある方は注目したいとこですよね。高い買い物だし、ローンも長く設定される事が多いものです。住宅ローンの変動金利型を選択している方もいらっしゃると思いますが、金利が上がった場合、当然返済額も上がります。条件によって違うので、心配な方は取引されてるとこに問い合わせしてみてください。条件次第ですが、1ヶ月あたり8,000円くらい増えるなんて試算もあるようです。
景気回復って実感できますか?
日銀の利上げってどんなタイミングで実施されるんでしょうか?条件とかいくつかあるんですが、その中に『景気の過熱を抑える』効果があるってのがあります。今回は違うような気もしますが、あくまで効果の1つなので、偉い人が総合的に判断しての利上げなんでしょうね。専門家ではないのでよくわかりません。これからの日本経済が上向きになっていくなら良いのですが、できれば国民レベルで実感が持てるようになってほしいとは思いますね。皆さんは景気回復実感してますか?
それではまた別の記事でお会いしましょう