老後の生活はどうなる?介護の現状と未来

人間は必ず歳をとります。皆さんは老後の事考えてますか?若い世代になればなるほど現実味が薄いと思うので、そこまで気にしていないと思います。逆に世代が上がれば自分の老後は気になると思います。そこで今回は老後の生活と介護について考えてみたいと思います。

少子高齢化はさらに加速する!

現在の日本では当たり前のように『少子高齢化』というワードが飛び交っています。実際のところ、現状はどういった問題があるのでしょうか?少子高齢化になるそもそもの原因とは何か?少し考えてみましょう。

  • 未婚化や晩婚化、晩産化の進行
  • 経済的な負担の増加
  • 価値観の多様化
  • 仕事と子育ての両立の困難さ
  • 子どもの教育費の増加

皆さんも思い浮かんだことが入っていると思います。現代の日本は、特に現役世代が共働きしないと生活が厳しいということは避けられない事だと思います。専業主婦(夫)していますよ!って現役世代は稀な存在だと感じます。これ以外にも様々な理由はあると思いますが、要は『子供』が作りずらい、作れても二人以上は厳しいと考える家庭が多いという事です。これでは少子化になるわけです。ちなみに人口が減らないようにするためにはどれくらいの出生率が必要なのかというと、、、『2.07%』以上ないと人口が維持できないようです。しかし現在の出生率は、、、『1.20%』(2023年時)なんだそうです。これはかなり低いですね。今後はさらに少子高齢化は加速すると素人の私にも感じられる数字です。

現役世代と高齢者のアンバランス化

65歳以上の高齢者が全体に占める割合が増えるのは想像しやすいと思います。では現在はどれくらいなのかご存知ですか?2023年の割合で『29.1%』だそうです。10人に3人が高齢者って事ですね。さらに今後の推移予測ですが、2065年には高齢化率は『38.4%』に達すると予測されているようです。10人に4人が高齢者なんですね。当然人口は減り、高齢者の割合が増えれば、、、現役世代が負担するものは今より多くなりますよね。現在でも若い世代が支える負担が大きいと言われれいますが、さらにこの問題は大きくなると思われます。このままで本当に良いのでしょうか?

老後の介護問題はさらに深刻化の予感

現在の介護職についても色々な情報があります。特に問題視されているのが、人手不足、給与の低さ、高齢化、ワークライフバランスの悪さなどが考えらます。特に給与の低さは致命的に思えます。介護職の給与の低さについては、介護保険制度によって介護サービスの提供に対する報酬に上限が定められているため、人件費を増やすことができないことが主な原因でしょう。ここはお国の役人がすぐにでも改正すべきことに思います。少なくとも今の給与では、人材が集まらないのは明白ですよね。それ以外にも色々な理由はあるでしょうけど、政府は早急にこの問題には解決に乗り出してほしいものです。今も昼夜問わずに介護職で働いていらっしゃる方には頭が上がりません。(私も親のことでお世話になった経験があります)今後問題が改善されないのであれば、介護問題は加速の一途だと思われます。

AIの導入や介護ロボットの活用は進んでいる?

昨今のAI技術の進歩や介護ロボットの開発が進んでいる点を踏まえて少し触れてみましょう。介護ロボットについては2013年頃から導入が始まっているようです。AIについても導入が検討されているようです。が、、、まだまだ問題の解決までは遠いように感じます。費用面もそうでしょうし、扱う側もそれなりに能力な理解度が必要でしょうから、まだまだ始まったばかりなように感じます。やらないよりはまだ良いのですが、現場サイドとしては、早くしたいと感じているのではないでしょうか?まだまだマンパワーに頼る時代は続くようですね。

歳を取ることは誰にも止められないわけです。何をどうやっても歳はとります。この記事を読んで頂けてる方の年齢も様々だと思いますが、自分が高齢者になった時にどう対処するのが良いのか?また現役世代の方はどう考えたら良いいのか?人口減少と少子高齢化は今後の日本にとってかなり大きな問題に発展していくと思います。貴方ならどうしますか?今からでも少しでも良いので考えてみると良いかもしれませんね。

(私も色々考えてちょっと落ち込みましたが、それでも元気が一番だと思って生活してます!)

それではまた別の記事でお会いしましょう

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