飽食なのに栄養失調?現代人が陥る意外なワナとは

■ はじめに:栄養失調は過去の話ではない?

「栄養失調」と聞くと、戦後の日本や発展途上国の話を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし現代の日本でも、実は多くの人が「隠れ栄養失調」に陥っていることをご存じでしょうか?

実際に、コンビニ食や外食、糖質中心の食事が続くことで、必要なビタミン・ミネラル・たんぱく質などが不足し、体調不良や慢性疲労を引き起こしているケースも少なくありません。

今回は、なぜ現代人が栄養失調に陥るのか、その原因と対策について解説していきます。


■ 栄養失調=食べていないではない

まず押さえておきたいのは、「栄養失調=食事量が足りない」ではないということ。
むしろ、摂取カロリーは足りているけど、栄養素は足りていないというケースが多いのです。

例えば、パンやパスタなどの糖質中心の食生活では、エネルギーは摂取できても、たんぱく質・鉄・カルシウム・ビタミンなどが不足してしまいます。

つまり、「太っている=栄養満点」とは限らないのです。


■ なぜ現代人は栄養不足に?

  1. 加工食品や外食が中心の食生活
     現代人は忙しく、手軽な加工食品や外食に頼りがち。これらには添加物が多く、栄養バランスが崩れている場合がほとんどです。
  2. ダイエットによる偏った食事
     「カロリーを減らす=健康的」という誤解から、炭水化物を極端に制限したり、野菜だけを食べたりと、栄養が偏るケースが多発。
  3. 現代の農産物の栄養価が低下
     昔に比べ、野菜や果物の栄養価が落ちているという調査も。農業の効率化や品種改良によって、見た目は良くても栄養はスカスカという食品も存在します。

■ 栄養不足がもたらす不調の例

  • 慢性的な疲労や倦怠感
  • 肌荒れ、髪のパサつき
  • 集中力の低下
  • イライラや気分の落ち込み
  • 筋肉量の低下

「なんとなく調子が悪いな」と思っている人の中には、実は栄養不足が原因の場合もあります。


■ 今日からできる栄養対策

  1. 栄養の見える化(アプリ活用)
     あなたのようにダイエットアプリでカロリーや栄養素を管理するのは、非常に効果的!可視化することで「何が足りていないか」に気づけます。
  2. 食品の「質」にも注目
     カロリー表示だけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど栄養素を意識して食材を選ぶようにしましょう。
  3. 1日1回は「まごわやさしい」食事を
     「ま=豆」「ご=ごま」「わ=わかめ」「や=野菜」「さ=魚」「し=しいたけ(きのこ)」「い=いも」
     この7つを意識するだけで、栄養バランスが一気に改善します。

■ まとめ:栄養は“量”より“質”の時代へ

現代は“量”ではなく“質”の栄養が求められる時代です。見た目やカロリーに惑わされず、自分の身体にとって必要な栄養を意識することが健康への第一歩です。

飽食の時代にこそ、栄養失調が身近な問題になっている——そんな今だからこそ、「何を食べるか」にもっと敏感になっていきたいですね。

私も数年前まではかなり太っていました。食べたい時に食べたい物を食べたいだけ・・・そんな感じに近い食生活でしたので、体重も3桁に迫る勢いでした。しかし年齢的にも(50代前後)病気などのリスクを考えた時にこれではまずいと思った事がキッカケで「健康的に痩せよう!」と決意して、ダイエットアプリやネットの記事を参考にして1年で約25kgのダイエットに成功し、現在もリバウンド無しで標準体重を維持しています。運動も取り入れる必要はありますが、食生活を見直すだけでも効果は期待できますので、是非チャレンジしてみてください!ほんの1、2ヶ月くらいから効果は数字に表れ始めますよ。(私の場合は表れました。実感には個人差があります。)代えのきかない自分の体です。大切にしてあげてください!

それではまた別の記事でお会いしましょう