似ているのに実は違う!用途によって選び方が変わる商品とは?
夏になると、
「こまめな水分補給をしましょう!」
という言葉をよく耳にします。
スーパーやコンビニへ行けば、スポーツドリンクがずらりと並び、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
「結局どれも同じじゃないの?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、見た目はよく似ていても、メーカーによって目的や成分が異なる商品が数多く存在します。
今回はスポーツドリンクをはじめ、私たちの身近にある「似ているけれど用途が違う商品」を紹介していきます。
知っておくと買い物で迷わなくなるかもしれません。
それでは見ていきましょう!
ポカリスエットとアクエリアスは同じじゃない?
熱中症対策として代表的なのが
・ポカリスエット
・アクエリアス
ですよね。
どちらも汗をかいたときに飲む飲料というイメージがありますが、実は開発コンセプトが大きく違います。
| 商品 | 目的 | 特徴 |
|---|---|---|
| ポカリスエット | 体液補給 | 糖質・ナトリウムが多め |
| アクエリアス | スポーツサポート | BCAA・クエン酸配合、糖質控えめ |
つまり、
「体液を補う飲み物」
なのか、
「運動をサポートする飲み物」
なのかという違いがあります。
ポカリスエットがおすすめの場面
ポカリスエットは体液に近い成分で作られているため、
・発熱時
・風邪をひいたとき
・寝起き
・お風呂上がり
・熱中症予防
など、水分と電解質をしっかり補いたい場面に向いています。
「飲む点滴」と呼ばれることもありますが、これは医療用の点滴そのものという意味ではなく、体液に近いバランスを目指して設計されていることから、そのように表現されることがあります。
アクエリアスがおすすめの場面
一方でアクエリアスは
・運動中
・運動後
・部活動
・トレーニング
など、身体を動かすシーン向けに作られています。
BCAAやクエン酸などを配合し、運動時のパフォーマンスや疲労回復を意識した設計になっています。
また、糖質もポカリより控えめなので、カロリーを気にする人にも人気があります。
重度の脱水なら経口補水液
どちらも熱中症予防には役立ちますが、
・めまい
・頭痛
・吐き気
・強い倦怠感
などがある場合は、スポーツドリンクではなく経口補水液(OS-1など)が推奨されます。
経口補水液は医療現場の考え方を基に作られており、脱水時に必要なナトリウムやブドウ糖が適切な割合で配合されています。
他にもある!似ているけれど用途が違う商品
① キズパワーパッドと普通の絆創膏
どちらも傷口に貼りますが、役割は全く違います。
キズパワーパッド
傷口を湿らせながら治す「湿潤療法」。
普通の絆創膏
傷口を乾燥させ、外部から保護するためのもの。
傷の状態によって使い分けることが大切です。
② ウタマロ石けんとウタマロリキッド
同じウタマロシリーズでも用途は違います。
固形石けんは
・泥汚れ
・上履き
・ワイシャツの襟汚れ
など白い衣類向け。
一方、リキッドは
・色柄物
・おしゃれ着
・ファンデーション
・食べこぼし
など色落ちさせたくない衣類向けです。
③ バファリンとロキソニン
どちらも頭痛薬として有名ですが特徴が違います。
バファリン
胃への負担を抑えながら穏やかに効くタイプ。
ロキソニン
強い痛みを素早く抑えるタイプ。
「頭痛薬なら何でも同じ」ではないという代表例ですね。
④ オロナインと抗生物質入り軟膏
オロナインは殺菌・消毒を目的とした軟膏です。
一方、抗生物質入り軟膏は細菌感染を防ぐことが目的です。
傷の状態によって使い分ける必要があります。
⑤ 烏龍茶と濃い緑茶
どちらも健康茶ですが、
烏龍茶は脂っこい食事のお供に、
濃い緑茶は体脂肪対策を意識した日常使いに向いています。
頭痛薬も種類によって役割が違う
「頭痛薬を飲めば何でも治る」
そう思われがちですが、実は頭痛にも種類があります。
緊張型頭痛
肩こりや首のこりなどが原因。
頭全体が締め付けられるように痛みます。
この場合は一般的な解熱鎮痛薬が効果的です。
片頭痛
片側がズキズキ脈打つような痛み。
こちらは血管が拡張して起こるため、病院では血管を正常な状態へ戻す「トリプタン製剤」などが処方されます。
市販薬では十分に効かないこともあるため、症状が続く場合は医療機関を受診しましょう。
市販薬にも得意分野がある
ロキソプロフェン
・強い痛み
・即効性
アセトアミノフェン
・胃に優しい
・空腹時でも比較的飲みやすい
・子どもや高齢者にも使われることが多い
イブプロフェン
・頭痛
・生理痛
・肩こりを伴う痛み
など幅広く使われています。
購入時は薬剤師や登録販売者へ相談すると、自分に合った薬を選びやすくなります。
CMだけでは分からない理由
テレビCMでは
「すぐ効く!」
「頭痛に!」
「熱中症対策!」
といった印象的な言葉が中心になります。
15〜30秒という短い時間では成分の違いまで説明することは難しく、さらに医薬品医療機器等法(薬機法)のルールもあるため、細かな効能や仕組みには触れにくいのです。
そのため、私たち消費者がパッケージを見て判断する力も大切になります。
パッケージを見るだけで分かる簡単な見分け方
迷ったら次の表示を確認してみましょう。
「クイック」「プレミアム」「DX」
→ 強い痛みに対応した商品が多い
「胃にやさしい」「眠くならない」
→ アセトアミノフェン配合の商品が多い
「生理痛」「肩こり」
→ イブプロフェンなどを中心とした商品が多い
商品名だけでは分からなくても、パッケージにはヒントがたくさん隠れています。
「似ているから同じ」と思わないことが大切
スーパーやドラッグストアへ行くと、本当に似たような商品がたくさん並んでいます。
私も値段だけで選んだり、「CMで見たから」という理由で購入してしまうことがあります。
もちろん、それで問題ない場合もありますが、自分の体調や目的に合わせて選ぶことで、本来の効果をより期待できるケースも少なくありません。
最近はインターネットで簡単に情報を調べられる時代になりましたが、それでもパッケージだけでは分かりにくい商品はまだまだあります。
メーカー側も限られたスペースやCM時間の中で情報を伝えるのは難しいと思いますが、もう少し「どんな人向けなのか」が分かりやすく表示されると、私たち消費者にとってはうれしいですよね。
皆さんは、似た商品が並んでいたら何を基準に選んでいますか?
価格でしょうか?
メーカーでしょうか?
それともCMでしょうか?
ぜひ一度、「用途」という視点でも商品を見比べてみると、新しい発見があるかもしれません。
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
7月19日
【知育菓子の日】
「知育菓子の日」とは、大手食品メーカーのクラシエ株式会社(旧クラシエフーズ)が制定し、2021年に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
日付の由来
- 語呂合わせ:「ち(7)い(1)く(9)」と読めることから。
- 時期の理由:子どもたちが夏休み直前にさまざまな経験をして成長してほしい、という願いが込められています。
制定の目的とコンセプト
「ねるねるねるね」などに代表される知育菓子®を通して、子どもたちが夢中になり、挑戦する力を育むことを目的としています。クラシエは知育菓子®を通じて以下の3つの価値を提供し、子どもの自信と成長を育むことを目指しています。
- 個性を伸ばす
- 失敗を楽しむ
- 違いを尊重する
毎年7月頃になると、クラシエ公式からプレゼントが当たるキャンペーンや、子ども向けのワークショップなどのイベントが開催されています。