新iDeCoと旧iDeCoは何が変わる?2026年改正をわかりやすく解説
読者の皆さんは、老後資金の準備について何か対策をしていますか?
「まだ先の話」「考えるのが正直めんどう」――そう感じる方も多いかもしれません。
そんな中、老後資金対策としてよく耳にするのが
**iDeCo(個人型確定拠出年金)**です。
実はこのiDeCo、2026年12月から制度が大きく変わる予定になっています。
すでに加入している人はもちろん、
- これから始めようか迷っている人
- そもそもiDeCoをよく知らない人
にも影響のある改正です。
この記事では、
✅ iDeCoの基本
✅ 新旧iDeCoの違い
✅ 改正で注意すべきポイント
を、できるだけわかりやすく解説していきます。
「iDeCo(イデコ)」とはどんな制度?
iDeCoとは、公的年金(国民年金・厚生年金)に上乗せして自分で作る私的年金制度です。
一言で言うと、
「国が強力な節税メリットを用意してくれる代わりに、老後資金を自分で準備する制度」
という仕組みです。
iDeCoの主な特徴①
自分で決めて、自分で運用する
iDeCoは、すべて自己責任で設計します。
- 掛金:月5,000円から、1,000円単位で自由に設定
- 運用商品:定期預金・保険・投資信託などから選択
- 受取額:運用成果によって将来もらえる金額が変わる
「強制的に貯金+運用を続ける仕組み」と考えるとイメージしやすいです。
iDeCoの主な特徴②
強力すぎる「3つの節税メリット」
iDeCo最大の魅力は、なんといっても税制優遇です。
① 積立時:掛金が全額「所得控除」
毎月の掛金は全額が所得控除になります。
その結果、
- 所得税
- 住民税
が毎年安くなります。
② 運用時:運用益が非課税
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。
しかしiDeCoなら、運用中の利益はすべて非課税です。
③ 受取時:税金が大幅に軽減
- 年金形式 → 公的年金等控除
- 一時金 → 退職所得控除
受け取り方次第で、税負担をかなり抑えられます。
iDeCoの注意点(デメリット)
メリットが多い反面、注意点もあります。
- 原則60歳まで引き出せない
→ 急な出費には使えません - 元本割れの可能性
→ 投資信託を選ぶ場合はリスクあり - 各種手数料がかかる
そのため、
👉「当面使う予定のないお金」で始めるのが基本です。
新旧iDeCoの違いとは?
今回の改正で最も注目されているのが、
**「より多く・より長く積み立てられる制度へ進化する」**点です。
新旧iDeCoの主な違い【比較表】
| 項目 | 現在のiDeCo | 新iDeCo(改正後) |
|---|---|---|
| 加入可能年齢 | 65歳未満 | 70歳未満に拡大 |
| 自営業者等 | 月6.8万円 | 月7.5万円に引き上げ |
| 会社員 | 月2.0〜2.3万円 | 月6.2万円に大幅拡大 |
👉 特に会社員の拠出額アップはインパクト大です。
その他の重要な変更点
■ 退職金との「10年ルール」
iDeCoと退職金を一時金で受け取る場合の
退職所得控除の調整期間が、
- 5年 → 10年 に延長
これにより、
いわゆる「退職所得控除の二重取り」はほぼ不可能になりました。
👉 受け取り方(出口戦略)が超重要になります。
■ 企業型DCのマッチング拠出緩和
2026年4月から、
- 企業拠出額に関係なく
- 月5.5万円まで個人拠出可能
になります。
その結果、
👉 企業型DC加入者は、iDeCoを使わなくても十分な人も出てくる
と予想されています。
新iDeCoはいつから始まる?
主なスケジュールまとめ
- 2026年1月
→ 退職所得控除の「10年ルール」開始 - 2026年4月
→ 企業型DCマッチング拠出制限緩和 - 2026年12月
→ 加入年齢70歳未満へ拡大 - 2027年1月
→ 会社員の拠出限度額が大幅アップ
段階的に変わるため、
「いつ・どの制度が対象か」は要チェックです。
まとめ:若いうちから知っておいて損はない
年金の話は、若い世代ほど実感が湧きにくいものです。
正直、筆者自身も若い頃はほとんど気にしていませんでした。
ですが、
- 時間を味方につけられる
- 税制メリットを長く享受できる
という点で、早く知るほど有利な制度でもあります。
「すぐ始める」必要はなくても、
👉 まず制度を知ることが第一歩。
この記事が、
老後資金について考えるきっかけになれば幸いです。
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
2月14日
【日本酒女子会の日】
日本酒好きの女性が集うコミュニティ「日本酒女子会」によって、2021年に制定されました。
制定の理由・由来
主に以下の3つの理由から、バレンタインデーと同じ2月14日に設定されています。
- 語呂合わせ: 「2(に)=日(に)本酒」、「14(じゅうし)=女子(じょし)」と読む語呂合わせ。
- 酒造りの季節: 2月は多くの酒蔵で新酒や大吟醸などが醸される時期であること。
- 新しい習慣の提案: バレンタインデーにチョコレートだけでなく、日本酒を贈るというスタイルを提案するため。
なお、日本酒女子会は2025年に創設10周年を迎え、2026年2月15日(日)には10周年記念企画の開催が予定されています。