20年続く奇跡！プリキュアが世代を超えて愛され続ける理由とは？

2004年に「ふたりはプリキュア」がスタートして以来、プリキュアシリーズは2024年に20周年を迎えました。毎年新シリーズが制作され、現在までに計20作品・77人以上のプリキュアが登場しています。ここまで長く続いてきた理由は、一体どこにあるのでしょうか？

本記事では、そんなプリキュアシリーズがなぜこれほどまでに多くの人に愛され続けているのか、その秘密に迫ります。

プリキュアは毎年シリーズごとに、異なるテーマや世界観、キャラクターが登場します。
たとえば、友情・夢・家族・仕事・ジェンダー・育児など、年々多様化する社会の価値観を自然に作品へと取り入れ、時代の空気を反映させています。

この柔軟な姿勢こそが、子どもたちだけでなく親世代や大人にも共感される大きな理由です。プリキュアは“時代の鏡”とも言える存在かもしれません。

プリキュアシリーズの核にあるのが、「誰だってなりたい自分になれる」というメッセージ。

困難に直面しても仲間と協力しながら乗り越え、自分の可能性を信じて進んでいくプリキュアたちの姿は、多くの視聴者に勇気と希望を与えてくれます。

子どもたちはもちろん、大人であっても、「自分らしく生きること」の大切さをあらためて思い出させてくれるのです。

女児向けアニメではあまり見られなかった**格闘アクション（肉弾戦）**を導入したことも、プリキュアシリーズの画期的な特徴のひとつ。

この「強くてかっこいい女の子たち」が戦う姿に、当初は新鮮さと驚きがありましたが、今ではシリーズの魅力の一部として定着し、男女問わず支持される理由にもなっています。

20年という月日は、ファンの世代交代も生み出しました。
当初「ふたりはプリキュア」を観ていた子どもたちは、今や親世代。自身の子どもと一緒に最新シリーズを観るという“親子ファン”も増えています。

こうして2世代、3世代で楽しめるアニメ作品となったことも、長寿シリーズの大きな強みです。

プリキュアはその影響力の大きさから、「最も多くのマジカル戦士が登場するアニメ映画」としてギネス世界記録にも認定されています。

また、NHKで行われた「全プリキュア大投票」では、歴代作品・キャラクター・楽曲の人気投票が行われ、大きな話題に。ファンの熱量を証明する出来事でした。

プリキュアが大人にも人気を持つ理由は、以下のような普遍的な価値観や演出にもあります。

懐かしいと思われる方も多いかもしれません。以下が歴代のシリーズです。

【番外編】

20年という月日が、プリキュアという作品を単なる子ども向けアニメから**“家族で楽しめる国民的コンテンツ”**へと成長させました。

プリキュアは、毎年新しい作品を届けながら、視聴者に「勇気」「友情」「自分らしさ」を教えてくれるアニメです。

子どもも大人も、男性も女性も楽しめるプリキュアは、まさに**“現代を映す鏡”であり、“未来への希望”**でもあります。

これから先も、プリキュアが多くの人に元気を与える存在であり続けることを願ってやみません。

それではまた別の記事でお会いしましょう

🟡 おまけコーナー：「明日って何の日？」

…848年、疫病退散を願って仁明天皇が「菓子を神に供えた」という故事にちなむ記念日。
この日は厄除け・健康祈願のお菓子を食べる日として、和菓子業界が1984年に制定しました。

🍡明日はお気に入りの和菓子をひとつ、自分への“ごほうび”にいかが？

明日は「ちょっと和」の気分で過ごしてみてもいいかも？
お気に入りの和菓子、夏の元気メシ、そして地域に目を向けてみる。
そんなゆるっとした一日も、きっと心が潤います☺️