その道、本当に合ってる?急増する“逆走”事故の原因と対策ガイド
最近、ニュースなどで「逆走車による事故」を耳にする機会が増えていませんか?
一歩間違えば、大事故や命に関わる重大なトラブルに発展する「逆走」。
実は、ちょっとした勘違いや思い込みで、誰にでも起こりうる危険な行為なのです。
あなたは、自分がもし逆走してしまったらどうしますか?
また、逆走車と対面してしまったとき、どんな行動を取るべきか考えたことはありますか?
今回は、高速道路などで発生する「逆走」の原因と具体的な事例、そして予防策や対応方法について、分かりやすく解説していきます。
■ なぜ「逆走」は起こるのか?
高速道路やバイパスでの逆走は、以下のような原因で発生することが多くなっています。
主な原因と事例:
🔸 標識の見落としや誤判断
・インターチェンジやジャンクションで、分岐を誤って進入。
・出口を通過してしまい、Uターンして戻ろうとして逆走。
・サービスエリアやパーキングエリアで進入方向を間違えるケースも。
🔸 カーナビの誤誘導
・カーナビの案内を過信し、逆走してしまう事例も増加中。
・古い地図データやGPSのズレが原因になることもあります。
🔸 高齢者の認知機能の低下
・逆走していることに気づかず、そのまま走り続けてしまうケース。
・視力や判断力の衰えが影響している可能性もあります。
🔸 悪天候による視界不良
・雨、雪、霧などで標識や道路表示が見づらくなり、進入方向を間違えるリスクが高まります。
■ 逆走を防ぐための対策
逆走を未然に防ぐためには、次のポイントを意識した安全運転が大切です。
✅ 標識や道路表示を丁寧に確認
・インターチェンジやジャンクションでは、焦らずしっかり標識をチェック。
・「この先出口なし」「進入禁止」などの表示を見逃さないよう注意。
✅ カーナビの案内を鵜呑みにしない
・ナビに頼り切らず、実際の道路状況や標識と照らし合わせて判断を。
・特に古いナビは誤案内することがあるため、アップデートも忘れずに。
✅ 悪天候時はより慎重に運転を
・視界が悪い日はいつも以上に標識の確認を徹底。
・ヘッドライトやフォグランプを活用し、安全な速度で走行しましょう。
✅ 逆走車に遭遇した場合の行動
・スピードを落とし、車間距離を十分に確保。
・逆走車は右側(追越車線)を走ってくることが多いので、可能なら走行車線(左側)に寄りましょう。
・ハザードを点灯して後続車に注意喚起するのも効果的です。
■ もし自分が逆走してしまったら?
どんなに気をつけていても、逆走に気づかず走ってしまう可能性はゼロではありません。
そんなときは、冷静に以下のように対応しましょう。
🛑 ハザードを点灯して、すぐに安全な場所に停車
・無理に進もうとせず、路肩などに停車。
・慌てず、落ち着いて行動することが何より大切です。
🚶 車外へ出る場合は、安全を確認して避難
・ドアを開けるときや車外に出るときは、後続車に最大限注意を。
・ガードレールの外や高台など、車から離れた安全な場所へ移動を。
📞 警察や道路緊急ダイヤルに連絡
・110番や #9910 に通報し、正確な現在地を伝えましょう。
・係員の指示に従って、安全確保を優先します。
■ 最後に:逆走を「他人事」にしないために
逆走は、「ちょっとの油断」で誰にでも起こりうる危険です。
慣れた道でも、旅行や出張で初めて通る道でも、常に注意が必要。
「自分は大丈夫」と過信せず、正しい知識と心構えで運転することが、命を守る第一歩です。
事故は起きてからでは遅いのです。
自分だけでなく、周囲の人々の命を守るためにも、安全運転を心がけましょう。
それではまた別の記事でお会いしましょう
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