タブレットの立場、どこいった?
最近、ふと感じたことがある。
「タブレットって、いる?」──正直、こんな問いが頭をよぎった。
もちろん、タブレットにはそれなりの魅力がある。スマホより大きな画面、PCより手軽さ、動画視聴や読書、ネットサーフィンにはピッタリ。でも、実際にタブレットを日常で使ってる人って、意外と少なくなってきてない?
一昔前は「iPad欲しい!」なんて声も多かったのに、最近ではその熱が少し冷めてきてるように感じるのは、僕だけじゃないはず。
スマホの大型化とPCの小型化
スマホは年々画面が大型化していて、最近の6.5インチ超えのモデルなんて、もう片手じゃ持て余すレベル。そのおかげで動画もSNSも快適に見られるし、「わざわざタブレット出すまでもないよね?」ってなる。
一方で、ノートPCはどんどん薄型・軽量になって、持ち運びやすくなってる。しかも性能も抜群。ちょっとした作業ならタブレットよりもサクサク動く。
そうなると、タブレットが「スマホでもなく、PCでもない中途半端な存在」に見えてくる。
使い方が“刺さる人”にだけ残る運命?
じゃあもうタブレットって不要なのか?って言われると、そうとも言い切れない。
たとえばクリエイター。イラストを描く人や、ノートアプリで手書きメモをとる人にとっては、Apple Pencilのようなスタイラスとセットでタブレットは最強ツールになりうる。
あるいは小さな子どもの学習用端末としても、親が安心して使わせられるのはタブレットかもしれない。
つまり「ハマる人にはドンピシャ」な一方で、「それ以外の大多数」にとっては、スマホとPCで十分…というのが現状なのかもしれない。
折りたたみスマホがすべてを飲み込む?
そして、今熱い注目を集めているのが「折りたたみスマホ」。
この技術が進化すれば、「スマホサイズで持ち運べて」「タブレット並の大画面も使える」という、まさに“二刀流”の端末が登場することになる。
まだ価格も高く、普及には時間がかかるかもしれないけど、この流れは確実に来ている。
Appleからも折りたたみiPadの噂があったり、SamsungやHuaweiが先陣を切っていたり──そう遠くない未来に、タブレットというジャンルは「折りたたみスマホに吸収されていく」のかもしれない。
「中間デバイス」という選択肢
中間デバイスとしてのタブレットは、今まさに岐路に立っている。
「用途が限定的なガジェット」としてニッチな路線を突き進むか、
あるいは「次世代スマホ」にその役割を明け渡して姿を消していくのか。
この“立ち位置の折り合い”がつく未来は、もうすぐそこまで来ている気がする。ちなみにガジェット好きな人やタブレット愛好家の方はどう考えているか気になるところです。自分も以前はタブレットを数台持っていましたが、結局出番がなくなって、いつの間にか埃を被っていたって感じになりました。自然界同様に淘汰される運命なのか?それとも進化で生き残るのか、どんな未来が待っているのか誰にもわかりませんが、ある意味楽しみな部分でもあります。皆さんはどうのように感じますか?またこっそり教えてくださいね。
それではまた別の記事でお会いしましょう