今やどこでも目にするようになった「FREE Wi-Fi」。
カフェ、駅、空港、ホテル…便利でありがたい存在ですが、実はその背後には見えない危険が潜んでいるのをご存じですか?
便利さの裏にあるリスクを知り、安全にインターネットを使う術を身につけることが、現代を生き抜くための必須スキルです。
この記事では、FREE Wi-Fiの落とし穴と、安全に使うためのポイントをわかりやすく解説します。
■ FREE Wi-Fiが危険とされる理由とは?
一番の理由は「通信が暗号化されていない可能性がある」という点です。
たとえばあなたがFREE Wi-Fiに接続した状態で、クレジットカード情報やパスワードを入力すると、その情報が第三者に傍受される恐れがあるんです。
特に注意すべきなのが次の2つの手口👇
◯ なりすましWi-Fi(偽装アクセスポイント)
本物そっくりのネットワーク名(SSID)を使って、ユーザーを騙す手口。
例えば「Starbucks_WiFi_Free」といった名前で出ていても、実は全く関係のない個人が立ち上げたネットワークというケースも。
◯ 中間者攻撃(Man-in-the-Middle攻撃)
FREE Wi-Fiとあなたのスマホの間に第三者が割り込むことで、通信内容を盗み見たり、改ざんしたりする手法。
気付かないうちにクレカ情報、パスワード、SNSのやり取りが丸見えになっていることも…。
■ こんな使い方は危ない!
FREE Wi-Fiを使う際、以下のような行動は特にリスクが高いです。
- 銀行・証券などのログインや送金操作
- オンラインショッピングでのクレジットカード決済
- SNSやメールでの機密情報のやり取り
- アプリのアップデート(改ざんの危険性)
**「Wi-Fiが繋がってるから何でもできる」ではなく、「FREE Wi-Fiでは絶対にやってはいけないことがある」**という意識を持つことが大切です。
■ 安全に使うための5つの対策
FREE Wi-Fiでもリスクを減らす方法はあります!
以下の対策を習慣づけて、安全にネットライフを楽しみましょう。
① VPNを活用する
VPN(仮想プライベートネットワーク)を使えば、通信が暗号化され、第三者から中身が読み取れなくなります。
無料のものもありますが、信頼性を重視して有料VPNを選ぶのがおすすめです。
② HTTPSサイトを使う
URLが「https」から始まるサイトは通信が暗号化されています。
逆に「http」だけのサイトは要注意。買い物やログイン操作は絶対に避けましょう。
③ 自動接続をオフにする
スマホやPCが勝手にWi-Fiに繋がる設定は、偽のアクセスポイントにも繋がってしまうリスク大!
設定から「自動接続」をオフにしておきましょう。
④ セキュリティソフトの導入
端末にセキュリティソフトを入れておくことで、怪しい通信やマルウェアをブロックできます。
⑤ スマホのデータ通信を併用する
重要な作業(ログイン、決済など)は、自前のモバイル回線(4G・5G)を使うのが最も安全です。
FREE Wi-Fiは「調べもの」「マップを見る」程度にとどめましょう。
■ それでもFREE Wi-Fiを使いたいなら?
FREE Wi-Fiは便利な反面、常に「危険と隣り合わせ」だということを忘れてはいけません。
どうしても使いたいときは、「VPNをオンにする」「ログインは避ける」「クレカ入力はしない」など、最低限の安全対策を徹底してください。
■ まとめ|知識があなたを守る
FREE Wi-Fiは、「知っている人」だけが安全に使いこなせるものです。
知識を持ち、正しい使い方を身につければ、便利なツールにもなります。
でも、知らずに無防備なままだと、あなたの大切な情報が盗まれてしまうかもしれません。
「無料Wi-Fiには注意!」
この一言を心に留めて、今日から少しだけ意識を変えてみてください。
専門用語が出てきますが、自分の個人情報を守る上で必要な知識として知っていてほしい事でもあります。専門用語がわかりにくいという方もいらっしゃるとは思います。ですが、自分を守れるのは自分だけです!ここは少しだけ頑張っていただいて、不利益を被らないようにしてほしいと私は願っています。実害で出てから「知らなかった」では済まない事もたくさんあります。是非とも今のうちに知識と対策をお願いしたいと思います。
それではまた別の記事でお会いしましょう