5月病は誰でもなる。心が軽くなる5つの工夫

春の陽気が気持ちいいこの季節。でも、なぜか心が重く感じる。
そんなふうに感じている人は、もしかしたら「5月病」かもしれません。

新生活や職場環境の変化に慣れたころに、ふと訪れる心の不調。
誰にでも起こり得るもので、決して珍しいことではありません。
実際、「やる気が出ない」「気分が晴れない」「眠れない」と感じる人は、この時期に増える傾向があります。

今回は、そんな5月病と上手に向き合うための“心が軽くなる5つの工夫”を紹介します。


1. 朝のルーティンを整える

「やる気が出ない」と感じるときこそ、朝の過ごし方がカギになります。
決まった時間に起きて、太陽の光を浴びるだけでも、体内時計が整い、気分がスッと軽くなることがあります。

朝、白湯を飲んだり、軽くストレッチをしたりするのもおすすめ。
自分だけの“朝の儀式”を持つことで、「よし、今日もやってみよう」という気持ちに自然と切り替わっていきます。


2. 軽い運動で心と体をほぐす

無理にジムに行かなくてもOK。
踏み台昇降やラジオ体操、散歩でも十分です。
とにかく体を少しだけ動かすことで、脳内のセロトニン(幸せホルモン)が分泌され、心が前向きになります。

運動は「気分を変えるスイッチ」になるので、モヤモヤしたときこそ意識して体を動かしてみましょう。


3. 一人にならず、人とつながる

5月病がつらく感じるのは、「自分だけがしんどい」と思ってしまうから。
でも、実際は同じように感じている人がたくさんいます。

友人と会話する、SNSで共感を得る、カフェで人の気配を感じる――
誰かとつながることで、「自分だけじゃない」と感じられ、心がふっと軽くなることがあります。


4. 小さな達成感を積み重ねる

心がしんどいときは、目標が大きすぎると挫折感につながります。
「洗濯物をたたんだ」「部屋を5分だけ片づけた」「ブログを1行だけ書いた」など、
とにかく小さな“できた”を集めてみるのがおすすめです。

それが積み重なると、「自分はちゃんと前に進んでるんだな」と感じられるようになります。


5. 完璧を求めすぎない

5月病にかかりやすい人ほど、真面目でがんばり屋さんなことが多いです。
でも、毎日完璧に過ごす必要なんてありません。

「今日は50点で十分」
「やらなくても大丈夫なことは、やらない勇気を持つ」

そんなふうに自分を緩めてあげることで、心も体もほっとしてきます。


まとめ:心が軽くなる選択を少しずつ、自分のペースで

5月病は、誰にでも訪れる“ちょっと疲れたサイン”です。
無理に元気になろうとせず、自分をいたわりながら、少しずつ前に進めば大丈夫。

今回紹介した5つの工夫を、できる範囲で取り入れてみてください。
どれか1つでも、あなたの心が少し楽になればうれしいです。

それではまた別の記事でお会いしましょう