借金に追われる時代…他人事ではない「自己破産」
最近、「生活が苦しい」と感じることはありませんか?
物価は上がり続けているのに、給料はなかなか増えない。
その結果、以前よりも生活が厳しくなっている人は確実に増えています。
そして今、日本では自己破産を選ぶ人が増加傾向にあります。
「自己破産=人生終了」
そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。
でも実際は、それは少し違います。
この記事では
- 自己破産とは何か
- なぜ増えているのか
- その後の生活はどうなるのか
を分かりやすく解説していきます。
自己破産が増えている4つの理由
自己破産が増えている背景には、複数の社会的な要因があります。
① 物価上昇と実質賃金の低下
食費や光熱費は上がる一方。
しかし収入は追いつかず、足りない分を借入で補う人が増えています。
その結果、気づけば返済不能になるケースも少なくありません。
② コロナ支援の終了(ゼロゼロ融資)
コロナ禍で救済措置として行われた無利子融資。
その返済が始まり、特に個人事業主の負担が急増しています。
③ 後払い決済(BNPL)の普及
スマホ一つで簡単に使える後払いサービス。
便利な反面、「借金している感覚が薄い」という落とし穴があります。
④ 奨学金の返済負担
若い世代にとって大きな問題なのが奨学金。
安定した収入が得られない中で、返済が生活を圧迫しています。
👉まとめると
「生活コスト増 × 借入しやすい環境」
これが破産増加の大きな原因です。
自己破産とは?簡単にいうと
自己破産とは、
👉 裁判所を通じて借金をゼロにしてもらう制度
です。
ただし、誰でもできるわけではなく、
👉「返済が不可能(支払不能)」と認められる必要があります。
自己破産で起こること(重要ポイント)
① 借金がゼロになる(免責)
裁判所に認められると、借金の返済義務がなくなります。
※ただし例外あり
- 税金
- 養育費
- 社会保険料
これらは免除されません。
② 財産は手放す必要がある
借金を帳消しにする代わりに、
- 持ち家
- 車
- 高額な貯金
などは処分されます。
③ 生活に必要なものは残る
よくある誤解ですが、すべて失うわけではありません。
✔ 家具・家電
✔ 衣類
✔ 99万円以下の現金
これらは守られます。
④ 誰でも認められるわけではない
ギャンブルや浪費が原因の場合は原則NG。
ただし、反省や事情によっては
👉「裁量免責」で認められるケースもあります。
デメリットも正直に知っておこう
■ ブラックリスト入り(5〜10年)
- クレジットカード作れない
- ローン組めない
- 分割払い不可
👉完全に「現金生活」になります
■ 一時的な職業制限
- 警備員
- 士業(弁護士など)
手続き中は働けませんが、終了後は復帰可能です。
自己破産は「終わり」ではない
ここ、かなり重要です。
自己破産は
👉人生のリセット制度です。
逃げではなく、
👉「立て直すための正式な救済手段」
なんです。
自己破産した後のリアルな生活
結論から言うと、
👉ほとんどの人は普通の生活に戻ります
① 借金のない生活がスタート
取り立てがなくなり、精神的にかなり楽になります。
② ブラック期間は続く
5〜10年は信用情報に記録が残ります。
できないこと👇
- クレカ
- ローン
- 分割払い
③ 仕事の制限は解除される
「免責」が確定すれば元通り働けます。
④ 家族への影響はほぼなし
- 戸籍に載らない
- 就職に影響なし
※保証人だけは例外
⑤ 官報に掲載される
ただし一般人が見ることはほぼありません。
👉バレる可能性はかなり低いです
自己破産しやすい年代とは?
現在の傾向はこんな感じ👇
■ 40代・50代(最多)
- 住宅ローン
- 教育費
- 介護
👉負担がピーク
■ 70代以上(急増)
いわゆる「老後破産」
- 年金不足
- 医療費
■ 20代(増加中)
- 奨学金
- 後払い決済
👉若年層のリスクも上昇
共通する原因はシンプル
👉 「収入不足 × 生活費増加」
これはどの世代にも共通しています。
まとめ|本当に大事なこと
自己破産は確かにデメリットもあります。
でもそれ以上に、
👉人生を立て直すチャンスでもある制度
です。
「もう無理かもしれない」と思ったときに
無理して抱え込む必要はありません。
むしろ大事なのは、
👉早めに専門家へ相談すること
です。
最後にひとこと。
制度は「正しく使うため」にあります。
悪用はNGですが、必要な人を救うための仕組みです。
今の時代、誰にでも起こり得る問題だからこそ、
「知っておくこと」が最大の防御になります。
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
4月11日
【メートル法公布記念日】
1921年(大正10年)のこの日、日本でそれまでの「尺貫法」に代わり、世界共通の単位である「メートル法」を採用することを定めた改正「度量衡(どりょうこう)法」が公布されたことを記念して制定されました。
記念日の背景と歴史
- 由来: それまでの日本では長さは「尺(しゃく)」、重さは「貫(かん)」といった日本独自の単位が使われていましたが、国際的な交流や貿易を円滑にするために、メートルやキログラムを基準とする単位系への統一が進められました。
- 紆余曲折: 公布されたものの、長年慣れ親しんだ尺貫法を廃止することへの根強い反対運動が起こり、実際の施行は何度も延期されました。
- 完全移行: 日本でメートル法への完全な移行が実現したのは、戦後の1951年に施行された新「計量法」以降のことです。