通帳のデジタル化とは?紙の通帳はどうなる?メリット・注意点をわかりやすく解説

通帳のデジタル化とは?銀行の通帳も「紙なし」が当たり前の時代へ

皆さんは、銀行口座の入出金をどれくらいの頻度で確認していますか?
「ATMはよく使うけど、通帳の記帳はたまにしかしていない」という方も多いのではないでしょうか。

これまで銀行の通帳といえば、紙の冊子をATMで記帳するのが当たり前でした。しかし近年、その常識が大きく変わりつつあります。
それが**「デジタル通帳(通帳レス)」**です。

スマホやパソコンで残高や明細を確認でき、紙の通帳を持たなくても口座管理ができる仕組みとして、多くの金融機関が導入を進めています。

この記事では、

  • デジタル通帳と紙の通帳の違い
  • メリット・デメリット
  • 本当にすべての銀行が対象なのか
  • 紙の通帳が有料になる理由

といった疑問を、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。


デジタル通帳と紙の通帳、何がどう違う?

デジタル通帳(通帳レス)と紙の通帳の違いは、大きく分けて4つあります。

①「物」があるかないか

  • 紙の通帳
    冊子として手元に残り、ATMで記帳して履歴を印字します。
  • デジタル通帳
    冊子は存在せず、スマホアプリやPC画面が通帳代わりになります。

②「履歴を見られる期間」の違い(重要)

  • 紙の通帳
    古い通帳を保管しておけば、何十年分でも履歴を残せます。
  • デジタル通帳
    銀行ごとに閲覧期限があり、「過去10年分」「直近1,000件まで」など制限がある場合がほとんどです。
    それ以前のデータは消えることがあるため、必要な場合はPDFで保存しておく必要があります。

③「記帳」の手間

  • 紙の通帳
    ATMに行かないと最新の明細が確認できません。
  • デジタル通帳
    24時間いつでも、スマホを開くだけで残高や明細を確認できます。

④ 紛失リスクとセキュリティ

  • 紙の通帳
    紛失・盗難時は再発行が必要で、1,100円前後の手数料がかかることも。
  • デジタル通帳
    冊子を失くす心配がなく、スマホを紛失しても再ログインすればデータはそのままです。

デジタル通帳の便利な使い方

最近主流なのは、
**「普段はデジタル、必要なときだけ紙やPDF」**という使い方です。

住宅ローンの審査や確定申告などで「通帳のコピー」が必要になった場合でも、

  • 通帳表紙イメージ
  • 取引明細

をアプリからPDFで表示・印刷すれば、正式な資料として使えるケースがほとんどです。

「お金の流れをサッと確認したい人」にはデジタル通帳は非常に相性が良い一方、
「履歴をずっと手元に残しておきたい人」は紙の通帳の方が安心かもしれません。


デジタル通帳はすべての銀行で使える?

結論から言うと、
国内のほぼすべての金融機関がデジタル通帳を導入していますが、強制ではありません。

① ほぼ全金融機関が導入済み

メガバンク(MUFG・SMBC・みずほ)をはじめ、地方銀行、信用金庫、JAバンク、ゆうちょ銀行まで幅広く対応しています。

② 全員一斉に切り替わるわけではない

  • 新規口座開設
    デジタル通帳が標準で、紙の通帳は有料オプション扱いが主流。
  • 既存口座
    これまで通り紙の通帳を使える場合が多いですが、
    「2年以上記帳なしで自動的にデジタル化」という銀行も増えています。

③ ビジネス用の紙媒体は完全電子化へ

個人の通帳とは別に、紙の手形・小切手は2026年度末(2027年3月)までに電子化が完了予定です。


紙の通帳が有料になる理由とは?

これまで無料だった紙の通帳は、現在「有料オプション」へと変わりつつあります。

主な理由

  • 印紙税の負担
    紙の通帳1口座につき、銀行は毎年200円の印紙税を支払っています。
  • 管理コストの削減
    通帳用紙、印刷機、店舗事務などのコスト削減。

手数料の目安

多くの銀行で、
👉 年間550円(税込)前後

ただし、

  • 古い口座は無料継続
  • 高齢者向けの優遇措置

など、例外もあります。


まとめ:これからの通帳との付き合い方

通帳のデジタル化は、避けられない時代の流れと言えそうです。
スマホひとつで管理できる便利さは大きな魅力ですが、一方で「履歴が消える可能性」など注意点もあります。

「絶対に紙が必要」という方以外は、
デジタル通帳+必要な分だけPDF保存
という使い方が、今後の主流になっていくでしょう。

ちなみに筆者自身も、まだ紙の通帳派です(笑)。
ですが、これからの時代に備えて少しずつデジタルに慣れていこうと考えています。

皆さんは、通帳のデジタル化についてどう感じますか?

それではまた別の記事でお会いしましょう


🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」

2月17日

千切り大根の日(または切り干し大根の日)】

広島県福山市の乾燥食品メーカーであるこだま食品株式会社が2010年に制定しました。日本の伝統的な保存食である千切り大根(切り干し大根)の良さを再認識してもらうことを目的としています。 

由来

日付は、漢字の成り立ちと生産時期にちなんでいます。

  • 字の分解: 「千」を漢数字の「二」と数字の「1」に見立て、「切」の偏(へん)にあたる「七」を組み合わせて「217」としたものです。
  • 最盛期: 2月は千切り大根の生産が最も盛んな時期にあたります。 

豆知識

  • 呼び方の違い: 西日本では「千切り大根」、東日本では「切り干し大根」と呼ばれることが多い傾向にあります。
  • 栄養: 天日干しすることで生の大根よりもカルシウム、鉄分、食物繊維などの栄養価が大幅に増えます。