冷やし焼き芋と普通の焼き芋は何が違う?
全国的に人気の焼き芋ブームについて考えてみた
皆さんは焼き芋、好きですか?
最近ではスーパーやコンビニでも当たり前のように焼き芋が並び、専門店やイベントまで開催されるほどの人気ぶりですよね。
さらにここ数年、「冷やし焼き芋」という新しいスタイルも定着しつつあります。
初めて見たときに、
- 焼き芋を冷やしただけじゃないの?
- わざわざ冷やす意味ってあるの?
- 普通の焼き芋と何が違うの?
と、疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
焼き芋がなぜ全国的に人気なのか
そして
「冷やし焼き芋」と「普通の焼き芋」の違い
について、分かりやすく掘り下げてみたいと思います。
焼き芋が全国的に人気となった理由とは?
焼き芋がここまで支持されるようになった背景には、いくつかの要因が重なっています。
① 品種改良による「スイーツ化」
かつての焼き芋といえば、ホクホク系が主流でした。
しかし近年は、
- 安納芋
- 紅はるか
- シルクスイート
といった、蜜があふれるほど甘い品種が次々と登場しています。
これにより焼き芋は「素朴なおやつ」から、
砂糖を使わなくても甘い天然スイーツとして再評価されるようになりました。
② 手軽に買える環境が整った
1998年頃に電気式焼き芋オーブンが登場したことで、
スーパーやコンビニの店内でも焼き芋が販売されるようになりました。
- 専門店に行かなくても買える
- 年中購入できる
- 家で焼く手間がいらない
この「気軽さ」が、焼き芋を日常のおやつへと押し上げた大きな理由です。
③ 健康志向との相性が抜群
焼き芋は甘いのに、
- 食物繊維が豊富
- ビタミンCが多い
- ミネラルも含まれている
という、実はかなり優秀な食品。
白米よりカロリーが低く腹持ちも良いため、
ダイエット中のおやつや間食代わりとしても人気があります。
④ SNS映えと専門店ブーム
蜜が滴る焼き芋の断面は、写真映え抜群。
SNSで拡散されやすく、若い世代にも一気に広がりました。
さらに、
- 焼き芋ブリュレ
- 焼き芋モンブラン
- 焼き芋スイーツ専門店
といった“進化系焼き芋”の登場も、ブームを後押ししています。
⑤ 「冷やし焼き芋」という新提案
そして登場したのが「冷やし焼き芋」。
冷やすことで甘みや食感が際立つ品種の特性を活かし、
夏でも楽しめる焼き芋として定着しました。
これにより焼き芋は、完全に「季節限定」を脱したと言えます。
焼き芋イベントは全国的に人気?
結論から言うと、焼き芋イベントは全国的に大人気です。
現在は「第4次焼き芋ブーム」とも呼ばれ、
一過性の流行ではなく、食文化として根付きつつあります。
全国各地で開催される主なイベント
- さつまいも博(埼玉など)
- やきいもフェス(東京・大阪・愛知など)
- おいも万博(大阪 万博公園)
- 地方都市の芋フェス・物産展
シンプルな焼き芋だけでなく、
スイーツ系・食べ歩き系まで幅広く楽しめるのが魅力ですね。
「冷やし焼き芋」と普通に冷ました焼き芋の違い
ここが一番気になるポイントですよね。
結論から言うと、
冷やし焼き芋は“冷やす前提”で作られているという点が最大の違いです。
① 製法の違い(糖化と食感)
冷やし焼き芋は、
- 低温でじっくり長時間加熱
- でんぷんを最大限「糖」に変換
- 余熱を活かしてゆっくり冷却
といった工程を経ています。
ただ焼いて冷やしただけの芋とは、
甘さ・なめらかさ・密度感がまったく違います。
② 健康面の違い(レジスタントスターチ)
焼き芋を冷やすことで、
- レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)が増加
- 血糖値の上昇が緩やか
- 腹持ちが良く腸内環境にも◎
というメリットも生まれます。
「冷やし焼き芋=太りにくいおやつ」と言われる理由ですね。
③ 品種の違い
冷やし焼き芋に向いているのは、
- 紅はるか
- シルクスイート
- 安納芋
といったねっとり系品種。
一方、鳴門金時などのホクホク系は、
冷やすとパサつきやすいため不向きです。
自宅で試すなら?
紅はるかなどを低温でじっくり焼き、
粗熱が取れてから冷蔵庫で半日ほど寝かせると、
市販に近い冷やし焼き芋を楽しめますよ。
まとめ:焼き芋は進化し続ける国民的スイーツ
焼き芋は今や、
昔ながらのおやつから
健康志向×スイーツという新しい立ち位置へ進化しています。
筆者の住む地域でも「壺焼き芋」を見かけるようになり、
ここまで人気になるとは正直驚きました。
ホクホク派も、ねっとり派も、
どちらも捨てがたいのが焼き芋の魅力ですよね。
次に焼き芋を手に取るときは、
ぜひ「品種」や「焼き方」にも注目してみてください。
いつもの焼き芋が、ちょっと面白く感じるかもしれません🍠
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
2月6日
【海苔の日】
1. 由来と意味
この記念日は、日本最古の成文法典である「大宝律令」(701年制定)に由来します。
- 歴史的背景: 大宝律令において、海苔は29種類の海産物租税の一つとして指定されていました。当時、海苔は朝廷に納められるほど大変貴重で高級な食品でした。
- 日付の根拠: 大宝律令が施行された「大宝2年1月1日」を西暦に換算すると、702年2月6日になることから、この日が選ばれました。
2. 制定の目的
1966年(昭和41年)に全国海苔貝類漁業協同組合連合会が、以下の目的で制定しました。
- 海からの贈り物である海苔への感謝
- 海苔の消費拡大と業界の発展祈願
- 海苔の生産が最盛期を迎える時期に合わせ、魅力をアピールする