なぜ年齢を重ねると1日が短く感じるのか?
読者の皆さんは、最近「もうこんな時間?」と感じることはありませんか?
仕事や家事、学校などに追われていると、1日が驚くほど早く終わってしまいますよね。
特に年齢を重ねるにつれて、
「子供の頃よりも時間の進みが明らかに速い」
そう感じている人は多いのではないでしょうか。
夏休みを永遠のように感じていたあの頃。
1日がとにかく長く、ワクワクと新しい発見に満ちていました。
ではなぜ、大人になると時間は加速してしまうのでしょうか。
今回はその理由と、時間を“取り戻す”考え方・実践方法について掘り下げていきます。
年齢を重ねると時間が早く過ぎる理由
この現象には、いくつかの心理的・生物学的な理由があります。
① ジャネーの法則(Janet’s Law)
フランスの哲学者・心理学者ピエール・ジャネが提唱した法則で、
**「体感する時間の長さは、年齢の逆数に比例する」**とされています。
- 5歳の子供にとっての1年 → 人生の5分の1
- 50歳の大人にとっての1年 → 人生の50分の1
このように、年齢を重ねるほど「1年」「1日」が人生全体に占める割合は小さくなります。
その結果、同じ時間でも短く感じてしまうのです。
② 新しい経験が減る
子供の頃は、見るもの聞くものすべてが新鮮でした。
脳は大量の情報を処理し、それが“時間の長さ”として記憶されます。
一方で大人になると、
- 毎日同じ通勤経路
- 似たような仕事
- 変わらない生活リズム
生活がパターン化され、新しい刺激が減ってしまいます。
すると脳は「処理すべき情報が少ない」と判断し、時間が短く感じられるのです。
③ 生物学的な変化
加齢とともに、
- 心拍数
- 代謝
- 体内リズム
が徐々に低下すると言われています。
この変化により、体内時計と現実時間にズレが生じることで、時間が早く流れているように感じる可能性もあります。
④ 未来への期待が減る
若い頃は、
- 次の誕生日
- 進学や就職
- イベントや挑戦
「これから」に意識が向きやすい時期です。
一方で大人になると、未来よりも「日常の繰り返し」が中心になりやすく、時間の区切りが少なくなります。
これも、時間が速く感じる理由のひとつです。
それでも“時間を長く感じる”生き方はできる?
結論から言うと、できます。
ポイントはシンプルで、
時間そのものを増やすのではなく、「体感の密度」を高めること
です。
時間を取り戻すための具体的な対策
① 新しい経験を意識的に増やす
- 今まで触れたことのない趣味を始める
- 興味のなかった分野を学んでみる
- 初めての場所へ行く
「初めて」は脳に強烈な刺激を与え、時間を長く感じさせます。
② ルーティンを少しだけ崩す
- 通勤・散歩ルートを変える
- 行ったことのないお店に入る
- 休日の過ごし方を変える
大きな変化でなくてもOK。
小さな変化の積み重ねが、時間の速さを緩めてくれます。
③ “今この瞬間”をちゃんと味わう
- 食事中にスマホを見ない
- 景色や匂いに意識を向ける
- 深呼吸をする
これはマインドフルネス的な考え方ですが、
「無意識で過ぎる時間」を減らす効果があります。
④ 記録を残す
- 日記
- メモ
- 1日を振り返る習慣
記憶に残る出来事が増えると、
「ちゃんと生きた1日だった」と実感しやすくなります。
⑤ 感情を動かす
感情が大きく動いた出来事は、時間を長く感じさせます。
- 映画や読書
- 音楽や自然
- 誰かとの深い会話
感動・驚き・共感。
これらはすべて、時間の密度を高めてくれる要素です。
まとめ:時間は“感じ方”で変えられる
若い頃は、自然と変化の多い人生を送っています。
しかし大人になると、自分から動かない限り世界は変わりません。
だからこそ、
時間が速いと感じた瞬間こそ、変化を起こすサイン
なのかもしれません。
筆者自身も、生活パターンはかなり固定化しています。
だからこそ、意識的に「新しいこと」に触れていきたいと感じています。
あなたは今、
「時間が足りない人生」を生きていますか?
それとも「中身の詰まった時間」を過ごせていますか?
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
12月31日
【シンデレラデー】
童話『シンデレラ』の主人公が「夜の12時までに帰らなければ魔法が解けてしまう」というストーリーにちなみ、多くの人が新年へのカウントダウンで夜12時を気にする大晦日を、このよう呼ぶようになりました。
シンデレラデーの由来と意味
この記念日は、公式な認定機関に登録されているわけではありませんが、主に2000年代以降のウェブサイトなどで広まりました。一年を締めくくり、新しい年に向けて自分をリセットし、輝かせるための「自分リセットの日」や「美の開運日」としても捉えられています。
他の「シンデレラの日」
なお、日本では、大晦日以外にも「シンデレラの日」と呼ばれる日がいくつか存在します。
- 1月5日: 1956年1月5日に、女優のグレース・ケリーとモナコ公国のレーニエ3世の婚約が発表された「シンデレラストーリー」にちなんだ記念日とされています。
- 2月15日: 1950年2月15日に、ディズニーのアニメーション映画『シンデレラ』がアメリカで公開されたことにちなむ日です。
過ごし方のアイデア
シンデレラデー(12月31日)は、一年頑張った自分へのご褒美を考えたり、新しい年に向けての抱負を考えたりするのに最適な日です。
- 自分へのご褒美: 普段より少し贅沢な食事やスイーツを楽しむ。
- 自分磨き: 美容院やエステでリフレッシュしたり、大掃除や断捨離で心身をリセットする。
- 感謝を伝える: 一年間お世話になった人に「ありがとう」の気持ちを伝える。
- カウントダウン: 年が変わる瞬間に願い事をしたり、新しい自分に生まれ変わる「チェンジの日」として迎える。