なぜ銀行や役所は平日しか開いていないの?知って納得、営業時間のヒミツ

平日しか開いてないって不便じゃない?と思ったこと、ありませんか?

みなさんこんにちは。
突然ですが、こんな経験ありませんか?
平日は仕事や学校で忙しくて、どうしても行きたい銀行や役所に行けない。土日に「行こう!」と思ったら、すでに閉まってる…。結局、貴重な有休を使ってまで平日に時間をつくる羽目に。

私自身、つい先日こんな場面に遭遇しました。
どうしても銀行で手続きが必要だったのに、土日はお休み。ふと頭に浮かんだのは「そもそも、なんで銀行や役所って平日しか開いてないの?」という素朴な疑問でした。

というわけで今回は、その答えを調べてみました!


銀行や官公庁が「平日しか開いていない」理由とは?

実は、ただの「慣習」ではありません。法律的な理由や、業務の都合によるものが多くを占めています。

🔹 法律や規則で休業日が定められている

銀行には「銀行法」、役所にはそれぞれの法律や政令によって、休業日がきちんと定められています。
代表的な休業日は以下の通り:

  • 土曜日・日曜日
  • 国民の祝日
  • 年末年始(12月31日〜1月3日)

これらは「原則休み」とされていて、特別な事情がない限り窓口業務は行われません。

🔹 窓口の後にも仕事がある!

表向きは15時までで終わっているように見える銀行や役所の窓口ですが、実際の仕事はその後が本番。

  • 銀行なら、預金や振込の処理・決済の確認・資金移動の集計
  • 役所なら、提出書類の整理・データの入力・各種手続きの確認や審査

これらの業務は、窓口対応の時間外に集中して行われており、実際にはかなりの作業量があります。つまり「表に見えてないだけで、裏でフル稼働」なんですね。

🔹 サービスの質を維持するための時間調整

意外に思われるかもしれませんが、窓口の時間を制限しているのは「サービスの質」を保つためという面もあります。
一日中窓口を開け続けると、スタッフの業務がひっ迫して対応の質が落ちてしまう恐れも。適切な営業時間を設けることで、安定した対応を実現しているんです。


銀行が「15時まで」の理由は“法律”だった!

「15時閉店って早すぎじゃない?」と思う人も多いはず。でもこれには、ちゃんと法的根拠があります。

🔹 銀行法施行規則による定め

銀行の営業時間は、「銀行法施行規則」によって 9時から15時 までと定められています。
ただし、これはあくまで「最低限の営業時間」であり、もっと長く開けるのはOK。実際に、りそな銀行など一部の銀行では17時まで営業している店舗もあります。

🔹 銀行によって柔軟に対応しているケースも

  • 土日にローンや資産運用の相談を受け付ける支店
  • 夕方以降に予約制で対応する窓口
  • 駅ナカなどの「ミニ支店」

など、最近ではお客さんのニーズに応じて、柔軟な営業形態をとる銀行も増えてきています。


とはいえ、ネットサービスで補える部分も!

「土日や夜にも使いたい!」という声に応える形で、銀行も官公庁も、近年はオンライン対応を強化しています。

💡 こんな方法で解決できることも

  • インターネットバンキング:振込や口座確認が24時間可能
  • オンライン申請:住民票の請求、マイナンバーカードの更新予約など

手続きの内容によっては、わざわざ窓口に行かなくてもOKなケースが増えています。


子ども時代の勘違い、今思えばちょっと面白い話

私は小さい頃、「銀行って15時で閉まるんだ!じゃあそこで働いたら毎日早く帰れるじゃん!」なんて思ってました(笑)。
でも現実は、表での仕事は15時まででも、裏ではその後もガッツリ業務があるという…甘くなかったですね!


まとめ:見えないところに理由あり!

銀行や官公庁が平日しか開いていないのは、
「法律的な定め」と「業務の効率化・安全性」が理由でした。

昔に比べると、ネットを活用した手続きも増えてきていますが、まだまだ「直接じゃないとダメ」なこともありますよね。今後はもっと便利な世の中になっていくことを期待したいです。

皆さんはこの営業スタイルについて、どう感じていますか?
「もっとこうなればいいのに!」という意見があれば、ぜひ教えてくださいね😊

それではまた別の記事でお会いしましょう

🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」

🗓 5月16日:旅の日
俳人・松尾芭蕉が『奥の細道』の旅へと出発したのが旧暦の5月16日だったことに由来して、日本旅のペンクラブが制定した記念日。
「人生は旅」なんて言葉もあるけど、たまには“心の旅”をしてみるのもいいかもね。
明日は過去の旅の写真を眺めたり、行きたい場所を想像してワクワクしてみては?☺️