はじめに
今やほとんどのガソリンスタンドが「セルフ式」になってきていますよね。自分で給油できて、しかも少し安くなる…便利なことが多いですが、意外と「やってはいけないこと」があるのをご存知でしょうか?
今回は、セルフスタンドでついやってしまいがちなNG行為を3つ厳選してご紹介します。「え、それもダメなの?」と驚く内容もあるかもしれません。安全に・気持ちよく給油するために、ぜひチェックしてみてください!
NG行為① 静電気除去をスルーする
給油前にある「静電気除去パッド」。実はこれ、とっても大事なんです。
冬場や乾燥した時期、私たちの体には静電気がたまりやすくなります。その状態でガソリンに触れると、引火の危険が…!ニュースでも過去に事故が報じられたことがあります。
たったワンアクション、静電気パッドに触れるだけで防げるリスク。面倒でも絶対にやっておきたいポイントです。
NG行為② エンジンを切らずに給油する
これもよくあるNG行為です。
エンジンをかけたまま給油するのは、「ガソリンに引火する危険性」があるため禁止されています。セルフスタンドでは、誰も注意してくれないことも多いので、うっかりやってしまう人も…。
エンジンは必ず切る。これは基本中の基本ですね!
NG行為③ 給油ノズルの扱いが雑すぎる
ノズルを勢いよく外したり、タンクに差し込むときにガチャガチャやっていませんか?
これ、実はガソリンが飛び散る原因にもなりますし、機械の故障や誤作動につながることもあるんです。さらに、給油が終わった後にノズルの先からポタポタ垂れるガソリンも、火災の原因になる可能性が。
ノズルはやさしく扱うのが基本。丁寧な操作を心がけることで、自分も周りも安全に保てるんです。
おわりに
セルフスタンドは「自分で操作する」からこそ、正しい知識とマナーが必要不可欠です。
便利だからこそ、ほんのちょっとの油断が事故やトラブルにつながる可能性も。
今回ご紹介した3つのNG行為、知らずにやっていたものがあれば、ぜひ今日から改善してみてくださいね。安全に、そしてスマートに給油できるあなたは、もう立派なドライバーです!
本来は専門知識を持つ方が給油作業をしてくれるいわゆる「フルサービス」のガソリンスタンドが主流だった時代は気にする必要は無かったのですが、様々な要因で「セルフ式」が増えました。自分で給油することが当たり前に時代になって、知識がない方が給油することが一般的になった訳ですが、やはりそこには危険な行為をする人が散見されることになってしまいました。この記事の読者さんにも知らず知らずにやってしまっている方がいるのであれば、是非ともこの機会にチェックして、今後に活かしてもらえたら幸いです。ガソリンは危険物!という認識は常に持っていてほしいですね。
それではまた別の記事でお会いしましょう