世界の金持ちはなぜフェラーリを買うのか?その理由は“憧れ”ではなく“資産”だった

「金持ちはなぜ高級車に乗るのか?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか?

特に、フェラーリのようなスーパーカーは「見せびらかし」や「自己満足」といった印象を持たれがちですが、実はその裏に資産形成という戦略が隠れているケースが少なくありません。

今回は、「金持ちがフェラーリを買う本当の理由」について、資産という視点から紐解いていきます。


1. フェラーリは“価値が落ちにくい資産”

普通の車は、購入した瞬間から価値が下がります。しかしフェラーリは違います。
限定モデルや希少車種はむしろ価値が上がることすらあるのです。

フェラーリは生産数を意図的に絞り、需要と供給のバランスを保つ戦略をとっています。これにより、中古市場ではプレミアがつくことも珍しくありません。

例を挙げると、「ラ・フェラーリ」や「F40」「エンツォ・フェラーリ」などは数千万円〜億単位で取引されています。


2. 世界中にファンがいる“流動性の高い資産”

フェラーリは世界中で認知され、コレクターや投資家も多いことから、売却しやすい=換金性の高い資産でもあります。

これは絵画やワイン、時計などと同じ「嗜好性資産」の一つ。
中でもフェラーリは、車という“移動できる資産”である点がユニークです。

資産家は、万が一の時でも資産を早く現金化できるかを重視しているため、フェラーリは理にかなった選択なのです。


3. 購入自体が“選ばれし者の証”

面白いことに、フェラーリはお金があれば誰でも買えるわけではありません。
購入には“オーナー履歴”や“信頼”が求められることが多く、希少モデルは招待制だったりもします。

つまり、フェラーリを所有するということは「富の象徴」であると同時に、「選ばれし投資家」であることの証明でもあるのです。


4. 減価償却と節税対策の道具にもなる

法人でフェラーリを購入し、一定の条件を満たせば減価償却を使った節税が可能です。
これは高額所得者層にとって非常に大きなメリット。

経営者がフェラーリに乗るのは、ブランディングや営業目的だけでなく、税制メリットを見越した合理的な選択でもあります。


5. ストーリーのある資産は“人を惹きつける”

資産とは、単に価値があるものではなく、人の心を動かすものでもあります。
フェラーリには創業からのストーリーやレースでの栄光、伝説的なモデルが数多く存在し、それ自体が“物語”となっています。

だからこそ、世界中の富裕層がコレクターとして魅了され、結果的に市場価値が落ちにくいという構造が成り立つのです。


まとめ:見せびらかしではなく、賢い投資

フェラーリを買う金持ちたちは、「贅沢だから」「目立ちたいから」だけで所有しているわけではありません。
そこには、資産としての安定性、流動性、税制メリットなどを見越した戦略的な選択があるのです。

「カッコいい」だけではない、「資産としてのフェラーリ」。
この視点を知れば、あなたの資産形成の考え方にも新しい風が吹くかもしれません。

とは言え、私も含めた車好きの人なら一度は乗ってみたい、オーナーになってみたいと考えた事があると思います。「資産」としてではなく単純に「憧れ」の的としてみてしまうのも頷けます。あなたは、「資産」としてみますか?それとも「憧れ」としてみますか?個人の自由ではありますが、超高級車の違った一面がある事は知っていて損はないと思います。あなたが好きなフェラーリはどれですか?またこっそり教えてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう