なぜ今『金』が注目されるのか?株とは違う“守りの投資”の正体

金価格が高騰中?投資として「株」と何が違うのか

皆さんは、何かしら投資をされていますか?
「新NISAが始まったし、そろそろ投資を考えたい」
「もう株はやってるけど、このままで大丈夫かな…」

そんな声が増えている中、最近よく耳にするのが
**「金(ゴールド)の価格が高騰している」**というニュースです。

株式投資に比べると、どこか地味な印象のある金投資。
ですが実は、株とはまったく違う役割を持つ資産として、世界中で注目されています。

今回は、

  • 金と株は何が違うのか
  • なぜ金は「安全資産」と呼ばれるのか
  • なぜ今、金の価格が上がっているのか

この3点を軸に、投資初心者の方にも分かりやすく解説していきます。


「金」と「株」投資の考え方の決定的な違い

金と株の違いを一言で表すなら、

「攻めの株」 × 「守りの金」

どちらが優れているという話ではなく、
目的によって役割がまったく違うのがポイントです。

① 収益の生み出し方(インカムゲインの有無)


  • 企業が利益を出せば、配当金を受け取れます。
    株価が上がらなくても、保有しているだけで収入が得られる可能性があります。

  • 配当や利息は一切ありません。
    利益を得る方法は「安く買って高く売る」ただ一つです。

👉 お金を“増やす”仕組みを持つのが株、価値を“保つ”のが金です。


② 価値の根拠(信用リスクの違い)


  • 企業の業績や信用が価値の源です。
    極端な話、企業が倒産すれば価値はゼロになります。

  • 金そのものが価値を持つ「実物資産」。
    国や企業が破綻しても、金自体の価値が消えることはありません。

👉 この点が、金が「究極の安全資産」と言われる最大の理由です。


③ 値動きの傾向(分散投資の効果)


  • 景気が良いと上がりやすく、不況や戦争、有事には下がりやすい。

  • 株が下がる局面で上昇しやすい「逆相関」の傾向があります。

👉 株と金を組み合わせることで、
資産全体のブレを抑えるクッション役になります。


④ コスト・税金の違い


  • NISA口座を使えば利益は非課税。
    売買手数料もかなり低コストです。

  • 現物保有の場合、保管料や盗難リスク、売買スプレッドが発生します。
    ただし、金ETFや投資信託を使えば、株と同じ感覚で運用でき、NISAも利用可能です。

結論:金と株、どちらを選ぶべき?

  • 資産を大きく増やしたい → 株が主役
  • 有事やインフレに備えたい → 金を一部に組み込む

つまり、
👉 「株100% or 金100%」ではなく、組み合わせが大事ということですね。


なぜ金は「安全資産」と言われるのか?

金が特別視される理由は、次の4つです。

① 実物資産としての不変性

歴史上、金の価値がゼロになったことはありません。
物理的にも劣化しにくく、長い年月を超えて価値を保ちます。


② 国に縛られない「無国籍通貨」

金は特定の国の政策や通貨に依存しません。
政治・経済が不安定になるほど、世界中で価値が認められます。


③ インフレに強い

通貨は刷れますが、金は増やせません。
物価上昇時には、相対的に金の価値が守られやすくなります。


④ 中央銀行が最後に頼る資産

各国の中央銀行が外貨準備として金を大量に保有しています。
国家レベルで「最も信用できる資産」と見なされている証拠です。


なぜ今、金価格が高騰しているのか?

金価格上昇の背景には、複数の要因が重なっています。

① 地政学リスクの高まり

戦争・紛争・国際対立が続く中、リスク回避の資金が金へ流入。

② 中央銀行による金買い

特に新興国がドル依存を減らすため、金を積極的に購入。

③ インフレと通貨不安

円安の影響で、日本の円建て金価格はさらに上昇。

④ 供給の限界

採掘量には限界があり、コストも上昇中。
需要だけが増えやすい構造です。


まとめ:金は「増やす」より「守る」投資

金は、短期で大きく儲けるための投資ではありません。
ですが、

  • 株価暴落
  • インフレ
  • 通貨不安

こうした局面で、資産を守る力を発揮する存在です。

株をやっている人ほど、
「金を少し持つ意味」が見えてくるかもしれませんね。

※投資の判断は、必ず自己責任でお願いします。

それではまた別の記事でお会いしましょう


🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」

2月22日

【カツカレーの日】

カツカレー発祥の店の一つとして知られる東京・銀座の老舗洋食店銀座スイスが、自店の創業日(1947年2月22日)にちなんで制定しました。2023年には日本記念日協会によって正式に認定・登録されています。 

由来とエピソード

  • 誕生のきっかけ: 1948年頃、常連客だったプロ野球・読売ジャイアンツの千葉茂選手が、「カレーライスにカツレツを乗せてくれ」と注文したことが始まりとされています。
  • 「勝負に勝つ」縁起物: 千葉選手がカツカレーを食べた翌日の試合でホームランを放ったことから、「勝負に勝つ(カツ)」という縁起担ぎの食べ物としても広まりました。 

2月22日は「猫の日」としても有名ですが、近年はこの記念日に合わせて「銀座スイス」などで特別メニューの提供やキャンペーンが行われることもあります。