腕時計が投資になるって本当?
読者の皆さんは、何か投資をしていますか?
近年は新NISAの開始などもあり、「投資」という言葉が以前よりずっと身近になりました。株式投資や投資信託、さらには金(ゴールド)などの実物資産に関心を持つ人も増えています。
そんな中で、
「腕時計も投資対象になる」
と聞くと、少し意外に感じる方も多いのではないでしょうか。
腕時計といえば、時間を確認するための道具、あるいはファッションアイテム。
しかし一部の高級腕時計は、**購入後に価値が下がりにくく、場合によっては値上がりする“資産”**として扱われることがあります。
今回は、
- なぜ腕時計が資産と呼ばれるのか
- 株式投資などと何が違うのか
- 投資目的で持つ場合の注意点
について、2025年現在の視点で解説していきます。
高級腕時計が「資産」になる理由とは?
高級腕時計が資産とされる最大の理由は、時間が経っても価値が大きく下がりにくい点にあります。
その背景には、主に以下の3つの要素があります。
① 換金性が高い(リセールバリュー)
ロレックスやパテック・フィリップといった一流ブランドは、世界中に需要があります。
そのため「売りたい」と思った時に買い手が見つかりやすく、流動性が非常に高いのが特徴です。
- プレミア価格
人気モデルは生産数が限られており、中古市場で定価を上回る価格が付くことも珍しくありません。 - 定価の上昇
原材料費や人件費の高騰によりメーカーの定価が上がり続けており、中古価格もそれに引っ張られる傾向があります。
これは、株式や投資信託とは違い、**「モノとしての価値+希少性」**が価格を支えている点が特徴です。
② 半永久的に使える実物資産
機械式腕時計は、定期的なオーバーホールを行えば、数十年、場合によっては一生使い続けることができます。
- 耐久性と修理体制
老舗ブランドは古いモデルの修理体制も整っており、「動く状態」を保ちやすい。 - インフレへの耐性
現金の価値が下がっても、モノとしての価値は残るため、インフレヘッジの側面もあります。
紙の数字でしか存在しない金融商品とは違い、**「手元に残る資産」**である点は、腕時計投資ならではの魅力です。
③ 2025年現在も評価の高い主要ブランド
2025年現在、特に資産価値が高いとされるブランドは以下の通りです。
| ブランド | 特徴 |
|---|---|
| ロレックス | 圧倒的な知名度と需要。「デイトナ」などは換金性抜群 |
| パテック・フィリップ | 超富裕層向け資産。「時計の王様」と称される |
| オーデマ・ピゲ | ロイヤルオークの人気が非常に高い |
| オメガ | 限定モデルを中心に安定した評価 |
すべての腕時計が資産になるわけではない
ここで重要なのは、「高級腕時計=必ず儲かる」わけではないという点です。
- 人気のないモデルは値下がりする
- クォーツ(電池式)は評価されにくい
- 付属品が欠けるだけで査定額が大幅に下がる
腕時計は、選び方と管理次第で結果が大きく変わる投資だと言えます。
投資目的で持つ場合の注意点
腕時計を投資として考えるなら、以下の点は必ず押さえておきたいところです。
① 相場変動と高値掴みのリスク
コロナ禍で起きた異常な高騰は落ち着き、現在は調整局面のモデルも増えています。
- 短期転売は難しい
- 基本は中長期保有
- 為替(円安・円高)の影響も大きい
② 維持費がかかる
株式と違い、時計は維持コストが必ず発生します。
- オーバーホール:3〜5年に1回
- 費用:7万〜15万円以上
「持っているだけでお金がかかる」点は、金融商品との大きな違いです。
③ 状態管理と付属品の重要性
保証書・箱・余りコマの有無で、売却価格は大きく変わります。
また、過度な研磨や社外パーツへの交換は価値を下げる原因になります。
④ 偽物・詐欺への警戒
近年は精巧な偽物も多く、購入先の信頼性は非常に重要です。
相場より極端に安い商品には注意が必要です。
⑤ 税金と防犯
- 売却益が年間50万円を超えると課税対象になる可能性
- 盗難リスクへの対策(保険・保管方法)も検討必須
株やNISAと比べてどうなのか?
腕時計投資は、
- 大きな元手が必要
- 流動性は高いが手間もかかる
- 趣味性が強い
という特徴があります。
そのため、
「純粋な資産形成」ならNISAなどの金融投資、
「好きなモノを楽しみながら資産を持ちたい」なら腕時計
と考えるのが現実的でしょう。
まとめ|一般人にはハードルが高いが、知識としては面白い
正直なところ、筆者のような一般人にとって、高級腕時計投資は簡単に手を出せるものではありません。
元手もかかりますし、管理やリスクも決して小さくありません。
ただし、
「腕時計にもこういう価値の考え方がある」
と知っておくこと自体は、とても面白いと思います。
時計が好きな人にとっては、
「好きなモノを持ちながら資産にもなる可能性がある」
そんな選択肢があると知るだけでも、視野は広がりますよね。
皆さんは、腕時計を投資としてどう思われますか?
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
1月17日
【ひょうご安全の日】
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承し、安全・安心な社会づくりを誓う日として兵庫県が定めた記念日です。
主な概要
- 日付: 毎年1月17日。
- 制定: 震災から11年目にあたる2006年(平成18年)に、県の条例に基づいて定められました。
- 目的: 震災を風化させず、「忘れない」「伝える」「活かす」「備える」の精神で減災活動を県民運動として推進することを目指しています。
- 毎月の取り組み: 毎月17日は「減災活動の日」とされており、日々の備えを再確認する機会となっています。