EVは本当にエコなのか?車重が招く環境負荷と政府が検討する「EV新税」の正体

EV普及の裏側で浮上する「本当にエコなの?」という疑問

地球温暖化対策として、世界中で脱炭素の動きが加速しています。
日本でもその流れを受け、ガソリン車から電気自動車(EV)への移行が強く後押しされています。

「EV=環境に優しい」というイメージは、今や多くの人にとって常識かもしれません。
しかし、その一方で**本当にEVは地球に優しい乗り物なのか?**という疑問の声も少しずつ増えてきています。

そんな中、日本政府は**2028年以降にEVを対象とした新たな税負担(通称:EV新税)**の導入を検討していると報じられています。
なぜ“エコカー”とされてきたEVに、あえて新税を課すのでしょうか。


EVはなぜガソリン車より重いのか?

EVの最大の特徴であり、同時に弱点とも言えるのが車両重量の重さです。

同じクラスのガソリン車と比較すると、EVは総じて重くなる傾向があります。
その主な理由は、車体に搭載されるリチウムイオンバッテリーにあります。

車重の具体例

  • 軽自動車クラスでも、ガソリン車より200kg以上重いEVが存在
  • 普通車・大型車では、バッテリー重量だけで数百kgに達するケースも
  • 航続距離を伸ばすほど、バッテリーは大型化・重量化する

ガソリンは重量あたりのエネルギー密度が非常に高いため、少量でも長距離を走行できます。
一方、現在のバッテリー技術では同等のエネルギーを確保するために、どうしても重量が増してしまうのが現実です。


重いEVが引き起こす意外な問題

タイヤの摩耗が早い

車重が増えることで、タイヤへの負担は確実に大きくなります。
その結果、EVはガソリン車に比べてタイヤの摩耗が早い傾向が指摘されています。

道路やインフラへの負担

重量が増えれば、その分だけ道路や橋梁にかかる負荷も増加します。
特に近年は2トンを超える大型EVも増えており、従来の道路設計を超える負担が懸念されています。

海外の研究では、車両重量の増加によって道路の劣化スピードが大幅に早まる可能性も示唆されています。

衝突時のリスク

車重が重いほど、事故時の衝撃エネルギーも大きくなります。
歩行者や小型車との事故では、安全面での課題も無視できません。


それでもEVにはメリットもある

もちろん、EVが「悪い車」というわけではありません。

  • バッテリーを車体下部に配置することで低重心化
  • 走行時の安定性向上
  • 排気ガスを出さないという都市部での環境メリット

こうした利点も確かに存在します。
問題は、「環境性能」と「社会インフラへの影響」が必ずしも一致しない点にあります。


なぜ政府はEV新税を検討しているのか?

ガソリン税に依存した道路財源の限界

日本の道路維持費は、これまで主にガソリン税によって賄われてきました。
しかし、EVはガソリンを使わないため、この仕組みでは利用者負担の不公平が生じます。

「同じ道路を走っているのに、EVだけが負担しないのはおかしい」
この考え方が、EV新税検討の大きな背景です。

重量に応じた「受益者負担」への転換

政府は今後、

  • 排出ガス対策 → 補助金や優遇
  • 道路利用 → 重量・使用実態に応じた負担

という形で、役割を分けて考えようとしています。


EV新税の概要(検討段階)

  • 導入時期:2028年頃を想定
  • 課税方法:自動車重量税への上乗せ案
  • 税額イメージ:年間数千円〜2万円台まで重量に応じて変動
  • 地方税(自動車税):重量基準の見直しも検討中

ただし、「EV普及を妨げるのではないか」という批判も根強く、議論は現在も続いています。


EVは本当に「環境に優しい」のか?

EVは確かに走行中にCO₂を排出しません。
しかし、

  • 重量増による道路負荷
  • バッテリー製造時の環境負荷
  • インフラ維持コスト

こうした点まで含めて考えると、単純に「エコ」と言い切れない側面も見えてきます。

車が重くなるほど環境負荷が増えるのに、環境車として優遇される
この矛盾に違和感を覚える人も少なくないはずです。


まとめ:あなたはEV新税、どう思いますか?

EVは間違いなく未来の選択肢の一つです。
しかし、その普及には「理想」と「現実」のバランスが求められます。

環境に優しいからこそ増えるはずの税負担。
それは本当に正しい方向なのでしょうか。

あなたは、EV新税についてどう感じますか?

それではまた別の記事でお会いしましょう


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