筋トレの継続率はなぜこんなに低い?
1年以上続けられる人は、じつは“レアキャラ”だった。
健康志向の高まりとともに、筋トレを始める人は年々増えています。
筆者も自宅での筋トレを始めて1年以上が経ちますが、独学の自己流トレーニングでも身体が変わっていくことが楽しく、今ではすっかり生活の一部になりました。
しかしその一方で……
「最初はやる気満々だったのに、気づいたらやめていた」
そんな経験がある人も多いのではないでしょうか?
今回は、筋トレの継続率がなぜ低いのか、そして続く人の共通点についてデータを交えながら解説します。
■ 筋トレの継続率はどれくらい?
筋トレの継続率は想像以上に低く、
1年間続けられる人は10%以下
というデータが一般的です。調査によっては4%程度という数字もあります。
期間ごとに見ると、さらにその落差がよく分かります。
● 期間別の継続率の目安
- 1ヶ月後:約75%が継続
- 3ヶ月後:約60%が挫折 → 継続率は30〜40%
- 半年後:10〜30%に低下
- 1年後:10%未満、あるいは4%という調査も
「続けることが難しい」という現実がはっきり見える数字です。
■ どうして筋トレは続かないのか?
挫折してしまう主な理由としては以下が挙げられます。
● 続かない理由
- 具体的な目標がない
「痩せたい」「筋肉つけたい」だけでは途中でブレやすい。 - 習慣化できていない
“特別な行動”のままだと続かない。 - 時間が取れない
日常の優先順位が上がらないと後回しに。 - 変化を感じにくい
特に最初の数ヶ月は見た目の変化が少なく、モチベが低下。 - メニューが単調でつまらない
楽しさを感じないと苦痛が勝ってしまう。 - 周囲のサポートがない
一人だとモチベーション維持が難しい。
■ 逆に、続けられる人は何が違う?
筋トレを続けられている人には共通点があります。
● 継続できる人の特徴
- 達成可能な明確な目標がある
「夏までに−3kg」「腕立て10回を1ヶ月で20回に」など具体的。 - 無理な設定をしない
週2回からスタートするなど、ハードルが低い。 - 楽しむ工夫をしている
音楽、メニューの変化、アプリ活用など。 - 仲間・トレーナー・外的サポートがある
人に見てもらえるだけで継続率は格段に上がる。
■ 自宅 vs ジム:どっちが続く?
続けられるかどうかは環境によっても大きく変わります。
● 継続率の比較
- 自宅トレ(個人):
3ヶ月未満で挫折する人がジムの約3倍というデータも。 - フィットネスジム:
1年後の継続率はなんと約4%。 - パーソナルジム:
1年後の継続率は**約18.8%**と比較的高め。
● ジムの方が続きやすい理由
- 環境が整っており集中できる
- 周りの人がトレーニングしていて刺激を受ける
- トレーナーのアドバイスが受けられる
- 予約制の強制力がある
ただし、費用や通う時間の問題もあるため、自分に合った環境選びが大事です。
■ 結局どちらを選ぶべき?
● 自宅トレが向いている人
- マイペースにやりたい
- ジムに行く時間がない
- お金をかけたくない
● ジムが向いている人
- 設備を使って本格的に鍛えたい
- モチベ維持が苦手
- 専門家のアドバイスが欲しい
どちらを選んでも、
「無理なく習慣化すること」「具体的な目標を決めること」
この2つが継続の鍵です。
■ まとめ:1年続けられたら“超レア”。あなたもその仲間に!
筋トレは「やる気」よりも「継続力」が結果のすべてを決めます。
そして、データを見る限り 1年以上続けられる人は本当にレアな存在 です。
今この記事を読んでいるあなたも、
今日からその“レアキャラ”を目指してみませんか?✨
継続は力なり。
小さな積み重ねが、大きな変化を生み出します。
それではまた別の記事でお会いしましょう
🟡 おまけコーナー:「明日って何の日?」
12月14日
【忠臣蔵の日】
この日は、元禄15年(1702年)12月14日(旧暦)に、赤穂藩の元家臣である大石内蔵助ら四十七士(赤穂浪士)が、主君・浅野内匠頭の仇討ちとして、吉良上野介の屋敷に討ち入りを果たしたことに由来します。
後世、この出来事は「忠臣蔵」という名前で歌舞伎や人形浄瑠璃などの演劇、映画、ドラマで広く知られるようになりました。
現代では、討ち入りが行われたこの日にちなんで、赤穂浪士が眠る東京都港区の泉岳寺をはじめ、ゆかりの地で「赤穂義士祭」などの関連イベントが開催されます。